株式投資

年金生活の株三昧-129

◆二歩前進、一歩後退で吉◆

 今日は安い。数日の内に随分動いたが今日の終り値が昨日の上げ分くらいの下げに留まれば先ずは目出度しである。急激に上げ下げする株価なんぞをまともに受け入れるわけには行かない。

 さあそれにしても住友金属鉱山(5713)三菱商事(8058)が旨いところに来ている。一時の信用買いの残務整理に苦労しているところだが現物取引の投資家ならリズムの良いところでシコシコと買いを入れるのが正解である。何回も同じことを言いたくはないが余りにも気の毒な株価である。急ぎの資金でなければもう少し下げたら少しずつ買うのが良い。今後の伸び期待と配当取りの両方を狙って行けると見ている。

 今週の株価は概ね良好な動きであったといえる。悪材料は大体読み込んだし、今後の決算状況によるとは言ってももうこれ以上の下押し幅は限定的と見るのが妥当である。

 材料が出て株価が動けば其処が売買のタイミングである。材料は好悪両方あるが元々株価は人気依存商品である。人気が出れば本質とは関係なく上昇するし、中身が良くても人気が無ければ上がることは難しい。全くもってアイドル、タレント若しくはヒット商品と同じようなものなのである。一時の人気で長続きしないと見れば早乗り早降りで行かねばならない。一時の人気でも此れは本物だと見れば長期投資に組み入れるという訳である。

 今年の夏は暑そうだ。天気のことは余り当てに出来ないがこういう年は大体豊作である。米も野菜も充分取れそうな気配である。地震は怖いが昨今の食品偽装続きの中にあって米の豊作は心強いのである。日本人は米と梅干さえあれば殆ど困らない。食糧危機などとは片腹痛い。食糧危機を憂える前に贅沢な日本人を憂えるべきなのである。

 国内景気が悪い。碌な政策が出ない。困った困った、と此れでは益々悪くなる一方である。何ごともリズムである。世界の不況も行くところまで行けばまた元に戻るのは決った道なのである。歴史は良く此れを証明している。ただし其処まで持ち堪えることが必要なだけである。

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年金生活の株三昧-128

◆上がれば後の理屈は何とでも◆

 午前中はシステム障害だとかで勢いを殺がれた。午後は順調に上がっているがサテこれも本格的なものかどうか。最近はめっきり疑い深なってしまった。少々の上昇ではとても信用出来ない。梅雨明けでがっちり暑さは到来したというのに株価のほうは未だ予断を許さない。もうじき四半期決算の動向が知れれば少しは腰の入った株価が来るのではないかと思う。此れが余り良くない結果になるとこの夏の相場は期待しないほうが良いだろう。本格的な秋の相場まで待たなければならない。今となっては其れしか手は無い。

 ゼファー(8882)が倒産してその煽りでSBIホールディング(8473)が安い。まあこれは当然のことで損を被るのだから仕方のないことである。しかし投資家はこのチャンスを見逃すべきではない。20,000円絡みはタイミングを見て買っておくのも面白い。一時的な悪材料だが此れは一過性のもので一旦知れたら何時までも尾を引かないと見ている。悪材料の見方は色々あるが本業にどれだけ影響を及ぼすかを見計らうことが重要である。沢山買う必要は無い。短期勝負で少し戻したら売却もあり、というところではないか。

 ふと日経株価を見ると300円以上上げている。理由は不明である。素人の投資家は何時も画面に向かい続けることは出来ない。時々見る。それで俄かに上げて来ると慌てる。しかし考えても見よ、そんなに大きく株価に影響を与える要因は多くはない。大体が海外、特に米国株、上海株に振られている。確かに米国、中国の日本経済に与える影響は甚大であることを知らしめられる。海外の投資家が日本市場を席巻している現状では当然のこととしなければならない。

 この夏考えさせられるのは日本経済の貧弱さである。国内景気を上昇させる政治力は何も無い。日本企業の活躍場所は専ら海外である。非正規社員問題、格差問題、年金問題、公務員の種々の不正・・。もう少し本質を究めて真面目にやれないものなのだろうか。

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年金生活の株三昧-127

◆底には来ているのだが◆

 愚図愚図と梅雨明けは未だ来ない。株価も良く似て愚図愚図している。大体が日本の市場は自主性が無いにも程がある。米国株にへばり付いているばかりだ。まるで母親に甘える子供のような気がする。考えてみれば売買の大半を外人が占めるというのであればこれも甘んじて受け入れざるを得ない。日本の投資家は外人筋にくっ付いて顔色を覗いながらチョボチョボと売り買いするに過ぎないのである。今更嘆いてみても始まらないが今後のことを考えると薄ら寒い気がしないでもない。外人が如何出て来る、を考えながら如何にも細やかな小銭で売買するしかあるまい。

 さて自分の保有株の動向はと見ると大きく下げている。今は我慢の時と捲土重来を期しているのだが我慢するというのは甚だ辛いものがある。何このくらいの苦しみは儲けた時の喜びからすれば如何ほどのことはない、と決め付けていることが肝心である。

 本来会社の中身は一刻ごとに変わるものではない。しかし株価は刻々と変わる。この違いは何だろうか。言うまでもなく投資家の心理を上手く操る投機筋のシナリオなのである。会社自体の本質は長期のトレンドに現れるにしても株価の動きほどに変わるものではない。此れは誰にでも分かること。一つ一つの材料で企業利益はそんなに変わらない。一時変わることがあっても其れは飽く迄も一時のこと。長期に渡る企業体質はトレンドでしか変わるものではない。

 要するに株価は何か騙しの材料はないかと市場を見つめている一握りのプロに依って変化する。其れが先物取引であったり信用買いであったりする。

 企業の本質価値と株価の間の差異を確認しながら投資しなければならない。此れを呉れ呉れも忘れることの無いようにしたい。長期の投資は企業そのものに信用が置けない場合は避けなければならない。幾ら良い材料が出ても投機筋の騙しにだけは注意して売買すべきである。というより短期の材料を注視するよりは企業の本来的な価値を吟味せよということである。

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年金生活の株三昧-126

◆梅雨明けと共に・・と行きたい◆

 米国株高もあって少し相場に安心感が出たようだ。しかし政策は出たものの問題は何一つ解決しない儘である。昨日の下げに比べるとこの程度の上昇ではとても戻したとは言い難い。素人には未だ買い出動は早過ぎるのである。直ぐ買うには危険な相場と言えなくもないが宝くじを買う積りでと思うなら株価は確かに安いところに来ている。

 出動判断の株価は日経平均が14,000円乗せあたりからで充分である。其れまでは年金生活者の虎の子は待機させておくほうが無難である。只一発勝負に出たい向きにとっては買い始める時期だと見ている。投資家は様々なので一様には論じられない。なけなしの資金と泡銭とは使い方が違うのは当然である。

 経済やマーケットに関する種々の解説を見聞きしていると株価が出直るのは大分先のように思えるが株価はそんなに素直ではない。大分先だと思わせておいて直ぐに高値が来ることは良くある。株価は半年くらい先行するものだと実しやかに云われるのであるが此れも信用に値しない。要するに市場は人の裏を出し抜かないと儲けられない世界である。ビジネスでも人の弱みに付け込む、足下を見るというやり方と顧客の満足を得るということとは微妙な違いがあるだけのことで解釈は如何にでもなるものなのである。理屈だけで商売は出来ないのである。

 米国の金融問題も後から後からよくも出てくるものだと思うがそれでも少しずつではあるが解決に向かっている。未だ解決には至っていないが解決の目星が付けば其処が底という訳である。この辺を翼々注視して居なければならない。今は目星の付き始めだが近々に見通しが明るくなって来るであろう。その時に何を買えば良いかを今の内から研究することを怠ってはならない。何年に一度かの投資チャンスが来る予感がしている。

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年金生活の株三昧-125

◆経済活動は強気と弱気の鬩ぎ合い◆

 今日も今日とてウロウロと煮え切らない相場は依然として続く。気が気でない投資家は暫く相場から離れることを勧める。旧盆の頃まで放っておけば今よりは少しはマシになっていると思う。兎に角此処に来て色々と材料が多くなった。其れだけ経済状況も煮詰まって来たということである。先行きが不安定になればなったで相応の手は打たれる。金融秩序が崩壊して得をする者は居ないのだ。皆が不幸になることは政治が喰い止める筈である。

 一年前に低所得者の住宅ローンが此処まで影響しているとは誰も気が付いていなかった。カネの世界は低所得者も高所得者もないということが分かっただけでも今後の投資に役立てて欲しいものである。安易な金儲けを企むのは大きな犠牲をも伴うことを世界中の金融関係者は思い知ったに違いない。いい気味だと言いたいところだがこっちも影響に煽られて損を抱えているのだから世話はない。他人のことを笑えたものではない。恥ずかしい。

 それにしてもここんところの株価低迷は尋常ではない。世界同時株安に染まってしまったことは分かるがこんなに弱気になって良いのだろうかという気がする。昨年からの下げ相場を省みると如何にも大げさな下げのように見える。外人の資金が底を尽いたためなのか弱気になったためなのかは不明だが何れにしても下落し始めると慣性がついたように大幅に落っこちる。人心の勢いというものはそんなものだろう。心ならずも米国につき合わされるのが不愉快ではある。

 住友金属鉱山(5713)が依然として安い。信用残が積み上がっているがタイミングさえ掴めば絶好の買い場と見ている。半年も経たないうちに利幅が案外取れそうだ。

 三菱商事(8058)もそうだ。3,000円割れは勿論買いだが此れも信用残次第というところで目は離せない。

 日本郵船(9101)は暫く見放されているがバルチック指数等は世界経済が一段落すれば直ぐに上がる。900円割れくらいのところを買えたら良いが。これも半年保有する積りなら間違いのないところと見ている。

 株が下押して唯一良いことは買い場を与えてくれることなのである。元々急ぎの資金でないなら少ないチャンスが来たと捉えたい。

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年金生活の株三昧-124

◆上がるを見ても・・◆

何とも惨めな相場になって来た。汝れや知る 都は野辺の夕雲雀 上がるを見ても 落つる涙は・・。とホホ・・飯尾某の気分だ。本格的に下げて来た。世界的な下げ相場では全く手も足も出ない。何やら背筋が薄ら寒い感じがして来た。世間は猛暑だというのに株の世界は心ならずも冷や水を浴びせてくれる。確かに涼しい。有難いと言うべきか。

 アメリカ発の金融問題はどうにも底が見えて来ない。分からないということが一層不安を増長させる。日本の株価も不当に売られる。だが未だ3月の安値には少し残りがある。当時より改善されて来ているとは思えないが、疑い出すと12,000円割れもありそうだという気になって来る。愈々総弱気が近い。皆がもう駄目だと思う領域に少しずつ入り始めている。良いことである。此れがもう少し昂ずればやっと其処が底値という訳である。歴史は何時もこうして総弱気から反転し始めている。

 トヨタの4,500円割れ、住友金属鉱山の1,500円割れ、それに野村の1,400円台はそうあるものではない。上手く買っておきたい。

相場を左右する材料は殆どが短期の投資向けに出される。中長期の投資家はその間隙を縫って売買しなければならない。短期では悪材料であっても長期の投資では絶好の買い場であることが多い。その辺が短期の回転投資と長期に運用しようとする投資家の違いである。短期の投資家がいるから長期投資が儲かる。近頃の株価の動きは兎に角小刻みに過ぎる。投資とは名ばかりで殆ど資金の遣り取りだけになっている。株価の形成に役立つ、なくてはならない存在だが長短投資を一緒くたにすると分かり難い。

 思えば昨年のサブプライムローン問題から早1年が経過しようとしている。こうまで広範に影響が及ぶとは誰も考えなかったであろう。考えなかったからこんなに影響が及んだのである。相場はサプライズが支配する。してみるともう大凡の影響は誰もが掴んでいる今となってはこれ以上拡がらないとも言える。これから出てくる決算がどうなるか非常に興味深いところだが想定の範囲内であれば山は越すと見ている。

 それにしても金融機関の誰もが如何に安易な運用をしていたかが期せずして馬脚を現した事実だけは肝に銘じておかなければいけない。

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年金生活の株三昧-123

◆兎も片耳垂る々・・鬱屈相場◆

 今日こそは上げるのではと期待したのだが期待は裏切られた。裏切られたというのは如何にも大げさである。相場に裏切りという言葉はない。そういうこともあるのだと常に心掛けていなかったに咎に過ぎない。投資家は何時でも謙虚でなければ勝てない。独り善がりは最も危険である。信念と独り善がりを混同しているようでは何時まで経っても初心者の域は出られない。

 まあそれにしてもだ、今日の相場は期待外れと言う他は無い。どの解説を聞いても納得出来る分析は見当たらない。低迷する全ての原因は金融問題から発していることは確かだが原因は分かっても何時解決するのかは不明である。だから将来の見通しも立たない。何時動き出せば良いのか・・。其れは出来高に依るのではないかと見ている。今の相場は如何にも出来高が少ない。果たして今個人投資家の参加がどれだけあるというのだろうか。市場が活況を帯びてくるのは矢張り個人投資家が出動してからのことになるのではないかと思う。

 少数の機関投資家や職業投資家ばかりが動いているのではオーソドックスな資産形成型の個人は興味が湧いて来ない。株式投資が蓄財の一環として個人の財産形成に資する相場になったことを確認しないと個人、特に年金生活に入った実直な個人投資家は動けないということである。

 とは言っても今更証券系の門を叩いて資産運用をする気は無い。近頃の金融機関は油断がならない。全ては自分で理解納得するまで大事な虎の子の資産は預けられない。

自分で良く理解し、情報も常時掴める運用方法は無いものか。といえば其れこそが自分が今まで通って来た業界分野を中心に今一度研究を重ねた銘柄に投資することが最も確実で安心出来る投資なのである。心ならずも上手く行かなかった時でも事前にするだけのことをしてあれば上手く行かなかった原因も、今度は如何すれば上手く行くのか、を知る術になるという訳である。

 素人投資に大切なことは自分でシッカリ研究した上で投資をすることである。研究しても結論が得られなかった時は速やかに退く勇気が必要なのである。生半可な理解でするから上手く行かなかった時に悔いが残る。年寄る時の悔いは本物の悔いになる。人生経験を働かせることが必要なのである。

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年金生活の株三昧-122

◆もう暫く気迷うかも◆

 今日はSQの清算日ということで動きが激しいようだ。しかし如何やら午後から上げに転じて来てこれなら無事終わりそうな気配になって来た。兎に角下げ過ぎを是正してもらわないと次第に嫌気がして来る。まあしかし株式投資に短気を起こしてはいけない。暫く辛抱しておこう。

 原油、穀物の価格が上昇して嫌というほど物価が上昇した。日本経済にも大きな影響が出ている。と言っても資源のない国は一体今後どうなってしまうのであろう、等と悲観的になる必要はない。原油は出ない、食料は外国頼りであるという。それはそうだがしかし唯で貰っているわけではない。シッカリと高い金を払ってなのである。これからは高い金を払っても買えなくなるなどということを実しやかに言う人もいる。確かに今までのようには行かないであろう。だったら今までと変えれば良いのである。

 日本人は米と水があれば生きて行けるのだ。後のものは全て贅沢品なのである。ガソリンが高くなれば車は止めて歩くか自転車に変えれば済むことだし、食料が高くなれば握り飯に梅干、漬物で良いのである。

 漁協が操業を停止してアッピールするのを見ては滑稽としか思えない。燃料が高くなれば魚の価格を上げれば良いのである。上げて売れなければそれは市場から不要のものとして立ち去るしかない。自由経済というものはそういうものなのである。時代が変われば商売も変える、やり方も変える、でなければ生き残れないのは極自然の現象である。どの業界もそうして改革し生き残って来ているのである。漁業関係者は体質が古いまま何時までも生き残れないことを知るべき時なのである。魚市場ばかり見ているのではなくもっと消費者に直に接しないから顧客の購買行動の動きが分からないのである。

 タクシー規制が強化されるという。困ったものだ。過当競争などは何処の業界でも一度は潜らなければならない試練なのだがそれを行政はここぞとばかりに縄張りを広げようとしている。自由経済下の正当な淘汰が進まないと何れその業界は縮小して行くのである。そのことをムラ社会の中で生きてきた人たちには理解出来ないのである。そんな暇があるなら公務員の接待タクシーをもっと取り締まるべきであろう。

 トヨタの社長の言を借りるまでもなく今は潮目の時期なのだ。パラダイムの変化といわれて久しいが未だ進行中の業界もあるのである。銘柄選びにも自由競争の徹底した業界を選んだほうが長持ちしそうである。

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年金生活の株三昧-121

◆相場は齧り付くものではない◆

 何故だか分からないうちに株価は幾らか上げた。上げてくれさえすれば理屈は如何でも良いのだが気にはなる。幾ら考えても株価というのは結果があって後から講釈が付くものであるから考えるだけ野暮というものである。

 それよりは個別の物色をしながら下げているうちに買っておきたい銘柄がある。今なら大体のものは半年以上保有する積りなら成果はある株価が多いと見ている。信用の置けるものをタイミングを見ながら密かに買っておきたい。

 三菱商事(8058)・・3,000円割れがあるかどうか分からないがその近辺なら買って損は無さそうだ。需給関係や株価のリズムに合わせて買ってみたい。

 住友金属鉱山(5713)・・1,500円どころに魅力がある。今は需給に翻弄されている面はあるが一年保有してみる積りなら旨味はある。

 トヨタ(7303)・・自動車は今の株価に留まることはない。何れ上げて来る。ここは日本を代表する銘柄であり信頼に足りる。

 日本郵船(9101)・・海運株は皆ひと頃の強さはない。だから買い時なのである。ただし此れも需給とタイミングは見計らってである。

 原油高で景気の先行きが心配されているが顧客に対して比較的優位な立場にある企業というのは意外に早い内に勢いに乗れるとみている。以上の銘柄の出直りは早いと思う。

 それにどの銘柄も配当利回りが良いこと、此れが長期の保有に耐えられるポイントなのである。

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年金生活の株三昧-120

◆行雲流水の気分で◆

 サミットも思った通り大した成果も無く終わったようである。無事終わったということが成果といえば言える。株価も何の反応も無いが今日の相場を見ていると思わしい成果が無かったことへの失望感なのか・・、とは言え幾ら何でも安い。米国の上昇も有るんだから強い反騰があってもおかしくない筈であった。イランのミサイルのせいなのか外人買いの少なさからかトンと見当が付かない。講釈を幾ら言っても始まらない。明日以降の上昇を待ちたい。

 それにしてもサミットを見ていると世界も平和になったものだと思う。どの代表を見てもギスギスしていない。結構なことだが此れでは問題は何一つ解決しないであろうことも想像出来る。CO2、地球温暖化などは誰も本気で考えていないのではないか・・。50年も先の成果を問うなどということが果たして有効なのかと誰でも感じているのであろう。時代の変化には国際会議も付いて行けていないことを露呈してしまったイベントであった。

 さて政治向きはその位にして今日の株価を如何考えるか。下値は固くなって来ているようだが上昇には時間がかかる気配である。こういう時は逆らうことなく株価の動向に沿って行かなければならない。一旦は手を引いているしかあるまい。上昇に転じた時に出動すれば充分間に合う。7月中に第一四半期業績発表が出るのだがそれまでは慎重に見極める時間としておきたい。今期スタートの業績動向如何で今期の見通しが大凡見当付けられる。事前予想よりは良くなると見ている。

 高配当利回り狙いで安値を買うことが出来れば近頃にない成果が得られる可能性が高い。

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年金生活の株三昧-119

◆セリングクライマックスは◆

 底値は堅いと見ていたのだがこの分では13,000円で持ち堪えてくれと願うばかりである。レベルの低い願いになってしまった。サミットもそんなに良い結果が出る様子も無い。結局は今の世界の経済動向は人為では中々制御し難いところに来てしまったようだ。世界は広い。その上に思惑の違う国同士が鎬を削るのであるから簡単に納まるわけはない。簡単に行かないことが分かったというだけでも些かの学習効果はあったというべきかも知れない。

 それにしても今更ながら米国の住宅バブルはダイナミックなものであったと気付かされる。どうも見ているところでは金融会社の2、3は潰れないと納まらないかもしれない。当局が出て来て強引にでも終焉させるにはスケープゴートみたいなものが必要かもしれない。漢方療法では時間がかかりすぎる。

 それにつけても日本市場は外国頼みの悲哀さを味わっている。米国それに欧州の苦しさに一緒になって付き合っている。

 サテ世の中のことは皆陰陽両極面で見なければならない。日々に厭というほど出てくる悪材料を一々嘆いているわけには行かない。悪材料も考えてみれば一面に於いてだけで逆から見れば好材料でもある。それには短期的にばかりではなく長期的にも眺めて見なければならない。世に言う、押しても駄目なら引いてみな、禍福は糾える縄の如し、である。悪材料をひっくり返すと良い材料になる。

 日本は資源が無かったからこそ少ない資源を大切に使う技術を追求出来た。逆もある。日本は島国であったから外交下手になった。

 要するに世の中のことは全て良くも悪くも頭の使いよう次第だということである。日本はこれから人口が減少する。働き手がいなくなる。年金は破綻する。考え出せば限は無い。しかしこんなことは所詮人に纏わることであって工夫すれば足りること。

 困ったことといえば地球環境の変動であるが此れは皆が困ってのっぴきならないところまで行けば自ずと解決することである。

 喉から手が出る値ごろに来ているというのに今少し資金が足りぬ。こういう時に買える投資家が本当の投資家なのだろう。

 自動車、機械、商社、資源関連等は一息入れているが世界経済、特に新興国はこれからが成長本番なのだ。今は勢いをつけるための引きなのである。

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年金生活の株三昧-118

◆今時信頼出来る銘柄は◆

 何となく今日は13日連続下落のチャンスを逃すことになりそうで、それはそれで物寂しい感じはする。然しながら、見渡せば花も紅葉も無かりけり・・という状況ではなさそうでもある。サミットで余程のことが出ない限り先ずは峠を越したかに見える。今のような原油の異常高は誰も良しとしていない。何れは修正される運命にあるのだ。誰が見ても常識的におかしいことはやはりおかしいのである。異常なことは長続きするはずはない。此れも常識である。

 そこで今の株価を見てみるとどの銘柄が異常なところにあるかといえばその筆頭は自動車である。中でもトヨタ(7203)は気の毒なくらい嫌われてしまっている。確かに米国の市場が不振極まりない。悪材料も出た。しかし自動車は原油の落ち着きと共に盛り返すことは明らかである。トヨタは自動車の中でも飛び抜けている。悪材料が出た時こそ買い時といえる。省エネの技術は確かだしこれから生産能力が伴えば他の追随を許さない強さがある。自動車の市場を見て米国メーカーが青息吐息という状態ではこれからは日本の、中でも自動車のトップメーカーの強さが際立つに違いない。

 トヨタの5,000円割れは買っておいて損は無い。トップ企業は景気や需要に左右され難い。自動車の行く末を考えても最後に残るのはどの企業かで投資先は決まるのである。特に長期投資においては長期に信頼できる企業であることが重要なのである。序に言えばホンダ(7267)、日産(7201)も悪くない。

 本格的な梅雨明けが近そうである。梅雨明けには大雨が付き物だが其処へ行くと今の相場も一度ドカーンと大幅な下げがあっても良さそうだが何しろジクジクと長いことかけて1,000円以上も下げたのだから大雨は終わったと見ても良いのかもしれない。しかし屡相場は気紛れである。予想通りに行かないのもまた相場の特徴である。だが幸いなことにもう下げには慣れて来てしまっているので驚きは無い。何も驚きが無いという時は意外と株価は動かないのである。底は硬いと見ている。

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年金生活の株三昧-117

◆梅雨明けは早そうだが◆

 連日しみったれた不甲斐ない相場である。こういう現象は長いこと株式投資にしたしんだ者からするとチッとも動きたくない相場なのである。唯静観するしかないし、徒に動いても得るものは何もない。出来高が少ないし素人投資家は長期に構えれば良いのであるから今更動く必要もない。

 それにしてもだ、随分な仕打ちだと思う。しかし株式市場というものは情けなど無用の世界である。相手のことなど考えずに強い者利巧な者が勝ちを収める。其処が良いところでもある。近頃の世の中で相手構わず自分の意志だけで戦えるのはそうあることではない。周りのことにも相手のことにも一切関知せずに勝って気ままに振舞える世界が他を見て何処にあるというのだ。だから株式投資は面白い。ビジネスの世界で気配りばかりに明け暮れていたリタイア組みには気儘に出来ることがストレスを解消してくれる。

 今日で愈々連続12日下落になりそうである。ここまで来たら後は新記録を狙いたい。新記録といっても株価は13,000円止まりであろう。良い材料は無いが悪い材料も聞き飽きて来ているからそんなに市場は反応しないと見ている。今まで予期しなかったような特別な悪材料でも出てこない限りもう下げそうにない。上げるも下げるも要するに投資家は株の売買をしたくなくなって来ている。ヤル気が無くなったとも言える。こういう時は暫く低調な市況になるはずである。

 折角賞与も出たというのに市場に魅力が無いというのは何とも寂しい限りではある。と言っても強ち悪いばかりではない。それは皆がソロソロ市場に嫌気を感じ始めた時こそが買いのチャンスでもあるからだ。投資と心理は理屈では測り切れないもので、だからこそ後講釈が闊歩する訳でもある。

 真面に考えれば今の相場状況ではとても買いに出る雰囲気ではない。市場の力が弱い上に将来見通しも混沌としている。良い材料は見当たらない。耳慣れて来たとは言え悪い材料が目白押しである。普通の投資家なら厭な局面と見るのだが余裕のある小金持ち投資家は今こそもっとも安全な買い時であると見ていることであろう。金もまた引力がある。有る所に集中して行くのである。

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年金生活の株三昧-116

◆日本の南では梅雨明け◆

 エーイッこうなったらもう11日連続下げと行ってしまえ。歴史に残るような下落もまた楽しからずや、ということだ。何も無いよりは何かしら材料は有った方がましということである。膠着しているよりは動いているほうが未だしも望みがあるということなのだ。

今日の株価がどのあたりで終了するかが興味深い。弱弱しさは今後の見通しに示唆を与える。参加者皆が弱気の極に入った時暫く相場は凪状態となる。陰の極は何時もこうだ。しばらく静観を決め込む向きが多いのである。しかしこれは嵐の前の何とやらでエネルギーは溜まっている。こういう間は素人には何も出来ないが、動き始めた時に空かさず出動する準備だけはしておきたい。買う、買わないは時運に任せるということである。

 何処を見ても悪材料ばかりという状態はそう何時までも続くわけではない。諸悪の根源であるサブプライム問題の残り火と原油高騰は厭というほど聞かされた。未だあと一年くらいはこんな景気低迷が続くという。悪材料は毎日のように出てくるが此れも次第に下火になる。その次は材料出尽くしで好転する手筈である。

新興国も逆上せ上がった成長は下火にはなるがそれでも大幅に成長するわけである。中国あたりは丁度日本が東京オリンピックを控えて列島改造論に走っていた頃のようなものであると考えられる。 

 急成長というのは兎角問題が多いことは事実だがそれでも成熟し切った老大国よりは遥かにビジネスとしての魅力は溢れている。そうこうする内にブラジル、ロシアに続いて中国、インドも再び成長レースをスタートさせると見ている。経済成長は人類皆が望むバラ色の世界を提供する。一旦味をしめたら忘れるものではない。

 今投資において悲観する必要は無い。世界は環境問題などを何とか克服しながら今後も成長し続ける。後進国が先進国並みになるには気が遠くなる程の経済成長が必要なのである。その時まで日本企業に対する需要が尽きることは無い。

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年金生活の株三昧-115

◆梅雨の最後は大雨洪水◆

 何ということだろうか今日の下げもきつい。どうせここまで来たのなら記録的な10日連続下げを達成して欲しい。どうやら先行きの見通しに悲観的な投資家が多いということなのだ。確かに今周りを見ても良い材料は見つけられない。

 しかし根源を辿ると原油に突き当たる。原油の急激な高騰さえなければ斯くも悲惨な経済状況にはならなかったに違いない。原油の高騰原因は新興国の需要増とそれに便乗した投機筋の資金流入である。投機資金は世界を駆け巡り少しでも上昇する見込みのあるところへは立ち所に入り込む。インフルエンザウィルスのようなものである。

 ただこう考えて来るとここ暫くの景気後退で新興需要も和らいでくることは必定でそうなれば原油への投機資金も引き始めることが見込まれる。余りにも高い原油は需要を減退させることは当然で此れが歯止めになると見ている。何ごとも行き過ぎや急激は何時かその付けを払わされるのである。

 原油が納まるところに納まれば後は順次良い方向に向かう。その時期はそんなに遠いことではない。後暫くの辛抱である。

 ここ数日ドッと配当金が入金している。最近の配当金は昔と違って大いに頼れる資金である。電力各社に始まり日産(7201)、SBIHD(8473)、日本郵船(9101)あたりは保有しているだけで随分利回りが良い。こういう銘柄は値幅を目的に取得するというよりは長期に保有して利回りを稼ぐ目的で買う価値はある。

 金融はこのところ碌な評価をされていないが1,500円絡みの野村HD(8604)、3,000円台前半の三菱商事(8058)は買って保有するには適切な銘柄である。特に安定した利回りが欲しい年金生活者には打って付であると思われる。この手の会社は株主総会に出席するのも面白い。

 金EFTが始まったそうである。これはこれで興味はあるがそれを買うならズバリ産金株の住友金属鉱山(5713)などを物色するほうが先ではないかという気がする。まあこれは趣味の問題なので人それぞれということかもしれない。会社を買うほうが味わい深いと考えるのは少し株式にのめり込みすぎているせいかもしれない。

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年金生活の株三昧-114

◆梅雨の晴れ間もない◆

 何ということか、今年も愈々残りの半分に入ったというのに9日連続の下げというおまけまで付いた今日の相場である。前半の碌でもない相場がやっと終わったというのに今年あと半年もこんな状態が続くのであろうか。ああ遣る瀬無い。

 今日の株価を詳細に見るとそんなに悪いことばかりではないようだ。下げるところまで下げている銘柄はもうこれ以上は下げそうにない。兎に角日本の国際企業は世界経済がどうなろうとしぶとく生き残る力を持っている。原油が幾ら高くなったとしても何れは商品価格に転嫁されて行く。商品が無くてはならないものであれば何れは落ち着くところに落ち着くのである。急激な変化だけが不必要な軋轢を生む。どんな経営環境であっても競争に勝てば良いだけのことである。日本企業には勝つ力がある。

 近頃の資源、穀物の価格上昇は諸悪の根源のように言われているがそんなに悪いことではない。枯渇してはならないものが上昇するのは徒に消費することを戒めているのであるから、粛々と従わなければならない。マグロやカツオ等の漁船操業でさえ原油高が影響しているそうだがこんなものは食わなければ済むことである。米や水が枯渇してくるとすればこれは大問題だがそれは無い。

 日本国内の景気が余り良くなくてもそれもエネルギーを使わなくて良いのかもしれない。ものは考えようで此れから世の中はもっともっと大きく変化して行く。一々驚いていては居られない。少々のことは柳に風と受け流す度量が無いとやって行けない。他人に依存してはならない。ガソリン値上げに反対することは経済原則から言えば如何にも虚しいことである。足下を見て商売をするのはビジネスの世界では正当な行為である。強いものが弱いものに勝つのは当たり前である。

 さて此処のところの株価の動きは売るも地獄、買うも地獄の体たらくである。此れはもう素人には指を咥えて見ているしかない。残念だけど今しばらくは仕方がない。そうそう儲け話があるものではない。あと半月は我慢しよう。

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年金生活の株三昧-113

◆梅雨明けまでは・・◆

 煮え切らない相場というのは今日のような状態を言うのであろう。困ったことだ・・、と嘆いては居られない。株価の混迷は経済の混迷に繋がる。先行きの予期せぬ様々な障害要因を解決しながら経済成長を遂げるのは益々難しくなって来たということの暗示である。限られた資源を金で買う経済はこれから厳しい制約を課せられることになる。とはいえ悲観視する必要はない。高ければ買わない使わない仕組みが出来るからである。自由経済の強さを今こそ信じて行きたい。

 今日の相場を見ると全体的にはソコソコというわけだが個別には変化が見られる。今まで暫く放置されていた資源株が力強い。資源、商社株である。こう云うことは珍しいことではない。何時ものことである。

スケールは小さいもののあちこちと買われる株が変化していると云うことは買いたい資金が溜まっているということで何かの拍子に投入される。買いたいけれども今しばらくタイミングを見計らっているということだ。市場への待機資金は積み上がって来ていると見ている。何時その資金が参入してくるかは見極め難いが如何やら第一四半期の見通しが固まって来るころではないかと感じている。来月の後半には何らかの変化がある。米国経済がどうなるかはハッキリしないものの待機資金は何時までも待機しているわけには行かない。働かない資金は邪魔者であるだけだ。

 第一四半期の結果が分かるころが相場の分かれ目になるのではないか。今や米国、欧州までもが資源高に伴うインフレ傾向で景気が可笑しくなって来ている。中国も怪しい。頼みは最早日本経済ばかりなのである。他のBRICsも新興国の成長はあるが如何にも危なげである。先進国の成長とは似て非なるもので何時壊れても不思議でない経済である。そもそも経済の厚みが段違いなのである。勢いだけを見て信用してはならない。調子の良い時の活況は本当の実力ではない。調子に乗っているだけで未だ未だ紆余曲折が幾らもあるのだ。冷静に観察することが不可欠である。

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年金生活の株三昧-112

◆愈々闇夜の迷路入り◆

 長いこと株式投資をしていると年に何回かは見たくない相場というものがある。今日は其れに近い。始まる前から下がることが分かっていて下げるのを見ることもないのだ。どうせ今日明日に売買しようという気はないのだから。

 株価は世相を反映している。世の中の移り変わりで株式投資の在り様も変化する。もう昔のような株価は望めない感じがしている。その代わり以前では考えられないような高配当も珍しくなくなって来た。要するに株式投資は目先の株価変動を縫って利幅を取るやり方は素人には極めて難しくなったということである。システム取引に振り回されるのでは相場観などは有って無きに等しい。短期で儲ける投資方法はリスクが余りにも高い。年中株価の画面と向かい合っている訳ではないので値動きの綾は掴めない。

 愚痴が多過ぎた。それでも尚株式投資は他のどの運用よりも率は良いことは確かである。ただし余計な欲をかかないことが前提だ。日々の変動を気にせずに定期預金のつもりで株を買い続ける投資方法が最も効率的である。