◆日本橋近辺◆
さて昨日は三越で催されている「今、蘇るローマ開催・日本美術展」なる催しを覗いた。お歳を召したご婦人方中心によくもまあこんなに混雑するという有り様であった。昨今は何処の美術館、博物館それに商業スポットへ行っても周りは何時も老人ばかりである。若者、殿方は数えられるほどしか居ない。平日であってみれば当然のことかもしれないが少子高齢化現象の進行と暇を持て余したご婦人方のパワーには驚かされる。ゴルフ場もそんな傾向だそうである。厭になる。
出品作の方はといえば中々のものであった。横山大観を始め良い作品が多かった。中でも前田青邨の洞窟の頼朝と横山大観の夜桜には圧倒された。
その足で八重洲の今井屋本店の鶏料理ランチを食べた。在り来りだが親子丼1,100円としてみた。値段はまずまずであったが味は良し、佇まいも空き具合も落ち着いて食べるには悪くない。調理の工夫は鶏肉を一旦焼いてから卵とじにしているのではないかと思われる。香ばしい肉とトロトロの卵の組み合わせが今までに食べたことの無い感触であった。新橋の末げんよりは此方の方が美味いと思う。まあこれは人夫々だが。最近のグルメ番組は店の宣伝ばかりで顧客の側に立っていないことが多い。リポーターの「甘―い、トロけるウ」だけのボキャブラリーでは信用できるわけがない。マスコミの紹介や放映は宛てにならない。自分で確かめるしかない。自分で探して美味いものに出会ったときの感激は一入である。
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