グルメ・クッキング

街角らむぶる-16

◆日本橋二丁目辺りの蕎麦や◆

 東京は日本橋、八重洲口を出て暫らくのところにあるそばの「やぶ久」なる店に昼を食いに入る。細い店舗で二階もあるが一階は暗くてしかしそれなりに落ち着いている。頼んだのは親子重といっているが要は親子丼を重箱に入れてあるもの。周りはカレーそばなど汗をかきながら喰っていた。件の親子重にはかけ蕎麦が付いているので温かいほうにした。味は濃いめで関西人には少し違和感があるかもしれないが味は悪くない。ボリュームもある。行き連れに入ったのだが目立たないこじんまりした店にしては満足感があった。945円。年老いたオーナーであろうかレジを守っていたのだが如何でしたかと客に一々聞いているのが可笑しかった。まともに聞かれて不味いとは言えないのだが客は丁寧に美味しかったです、などと律儀なものである。

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街角らむぶる-14

◆銀座交詢社近く◆

 銀座は趣がある。大通りには世界の名店が軒を並べているが一歩裏に入ると喧騒が消える。通り裏の佇まいは歴史を感じさせる。ふと入った洋食屋の「あずま」は目立たないところが良い。和牛ステーキ定食1,500円。とても期待出来そうな価格ではなかったが思いの外良い味であった。余計なものが付いていないし、ご飯も美味い。店員の愛想も別に良くない。それで良い。昼時に一人で入って味とボリューム、それに価格が納得出来ればそれ以上のことはない。

 序に他も眺めたが銀座価格ということもない。昼飯は何処でも気安く食べられるのもまた銀座であった。ことの序に隣のビルの6F、自家焙煎コーヒー「然林庵」。雰囲気に誘われて入ると人はまばらであったがコーヒーはしつこさがなく後味が良い。一押しの何某が550円。散歩の途中にでも寄れそうな、それで居て少し怪しげな店である。軽井沢店もあるそうだ。

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街角らむぶる-13

◆静岡市街・・浮月楼◆

 此処は最後の将軍引退後の慶喜の別邸であったという。その面影はあまりないが其れでも市街にこんな静かな佇まいがあるとは地元の人以外は気が付かない。勿論和食である。昼食の一番安めのメニューは2,625円であった。それでも中々のもので細かいところに手抜きは感じられない。メインディッシュよりも味噌汁やお新香でそれが分かる。

 味はまずまずのところ上品である。緑多く雰囲気が良いので落ち着いて食事のできることが何よりである。一人でも二人でも、お客の接待でも安心して使える。

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街角らむぶる-12

◆新宿東口辺り◆

 新宿の伊勢丹からアルタへの大通り裏に然もないとんかつ屋の「王ろじ」がある。カツは肉片そのものではなく叩いてやわらかくしているような感触であったが味は悪くない。小さな店なので気安く入られるところが嬉しい。名物の定食は1,650円とカツにしてはまずまずの値段である。テレビで紹介されたことがあるらしいけれどそういう気取ったところはない。

 ご飯を全部食べてしまうと流石にボリュームがあってメタボのおじさんには危険な感じがする。中高年向きのメニューを開発されたいところである。概ね満足。

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街角らむぶる-11

◆静岡街中周辺◆

 随分前に他人から聞いていたのだがやっと蕎麦やの「かどや」に立ち寄ることが出来た。昼食時である。静岡市安倍川近く、こぢんまりとしていて余り目立つようでもない。喰いもの屋はそれで充分だ。全く擦れていないオバサンが目立たぬように注文を取りに来た。いろいろメニューはあったが当然のように笊蕎麦仕立ての五枚重ねを喰う。細麺だが腰があり悪くない。そばつゆが辛口で男性的であった。此れも好みに合った。値段はやや高めの1,500円程度だが其のくらいの方が店は空いているし、客筋も揃う。蕎麦に下品はいけないと思う。蕎麦喰いを手繰るとは好く言ったもので風情がある。これはうどんには無い情緒であろう。

 次は呉服町にある「グリルKURAMOTO」。大分有名なのだそうだが確かに昼時は暇な女性客で一杯である。出来ればオープン間際の11時半頃に入るようにしたい。確かにふんわりとした感触のオムライスはいける。しかし値段はやや高めでサラダが付いて2,100円。殿方にはそのボリュームから言って不満が残る。昼時に入ったのでは落ち着いて食べることは出来ない。女性と行く時にだけ使うのが良いと思う。

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街角らんぶる-10

◆日本橋近辺◆

 さて昨日は三越で催されている「今、蘇るローマ開催・日本美術展」なる催しを覗いた。お歳を召したご婦人方中心によくもまあこんなに混雑するという有り様であった。昨今は何処の美術館、博物館それに商業スポットへ行っても周りは何時も老人ばかりである。若者、殿方は数えられるほどしか居ない。平日であってみれば当然のことかもしれないが少子高齢化現象の進行と暇を持て余したご婦人方のパワーには驚かされる。ゴルフ場もそんな傾向だそうである。厭になる。

 出品作の方はといえば中々のものであった。横山大観を始め良い作品が多かった。中でも前田青邨の洞窟の頼朝と横山大観の夜桜には圧倒された。

 その足で八重洲の今井屋本店の鶏料理ランチを食べた。在り来りだが親子丼1,100円としてみた。値段はまずまずであったが味は良し、佇まいも空き具合も落ち着いて食べるには悪くない。調理の工夫は鶏肉を一旦焼いてから卵とじにしているのではないかと思われる。香ばしい肉とトロトロの卵の組み合わせが今までに食べたことの無い感触であった。新橋の末げんよりは此方の方が美味いと思う。まあこれは人夫々だが。最近のグルメ番組は店の宣伝ばかりで顧客の側に立っていないことが多い。リポーターの「甘―い、トロけるウ」だけのボキャブラリーでは信用できるわけがない。マスコミの紹介や放映は宛てにならない。自分で確かめるしかない。自分で探して美味いものに出会ったときの感激は一入である。

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浜松らんぶら-09

静岡市、駅前ビルの地階イタリアンF、味はまずまずだが特別行きたくなるような店でもなし。テレビで紹介した所に出かけて行って満足した試しはない。そういうものだと言ってしまえばそれまでだが、マスコミの紹介はホント宛にならない。ランクBが良いとこ。
浜松市の餃子。笹ヶ瀬町の「かず」、天竜川町の「かどや」が最近気に入っている。どちらも癖が少なく沢山食べられるのは品質が高いことの表れであろう。値段も持ち帰りで35円/個くらい。リーズナブルである。浜松市は知る人ぞ知る餃子の消費量が多い餃子どころである。旨い店が多い。

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浜松らんぶる-08

過日浅草にあるマスコミですこぶる評判の高い泥鰌料理Kに行った。一言で言うとランクBマイナス。兎に角客扱いがベルトコンベアみたいに効率が良い。とても客あしらいとはいえない。泥鰌鍋定食2,400円は安くはない。ガイドブック頼りでは良い店にはなかなか出会えないということである。一度行けばもうよいという典型であった。

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浜松らんぶる-07

静岡市、ステークハウスを標榜するF。ランチメニュー1,050円。スープ、サラダ、デザートなど一そろい付き。只肝心のステーキがひどくお粗末で何が売りの本質かをわきまえていない。この値段だから仕方が無い、は通用しない。余計なもの無しでステーキだけで良いし、後は客の注文に応じて出せばよいのだ。メニューの作り方一つで売り上げが変わる典型例だと思う。硬くて噛み切れない肉、中途半端なソースは勘弁して貰いたい。リセットできるものならそうしたいと思いながら店を出た。副菜はA-、ステーキ肉Cとしておく。

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浜松らんぶる-06

今日浜松にある「かんたろう蜆塚店」でうな重1,785円を喰う。他に客が居なくて静まり返っていた。狭い店に一人静かにうなぎを食うのもなかなかのものである。こういう人気の無い店で旨いうなぎ飯を食べられるのは浜松ならではと思う。店ばかり綺麗でうなぎ自体に大量生産の味気なさがだけが感じられる店が余りにも多い。
関西風の皮がパリっ、中身が程よい歯応え、というみせは本場の浜松でも余り無いようだ。店構えは程ほど、安い、旨いで言うなら取りあえず「かんたろう」をお勧めする。

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浜松らぶる-05

浜松市は名にし負ふ工業都市なので活気はあるが文化的な、特に美味いものには余りありつかない。先日浜松アリーナ近くの「花茶亭」で昼を食べた。味付けが私に向いている。値段は普通。総合的にみて気軽に入られる中華の店としては勧められる。どのメニューも期待ハズレになることは無い。夫婦でやっているようだがこういう感じの洋食屋が欲しい。ランクA+

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浜松らぶる-04

ここは静岡地下街。こじんまりしたイタリアン風、キャット&ボア。主婦感覚の家庭的な小さな台所という感じだ。
名物のミートソーススパを食べた。一風変わっていて甘めのソースだが良い味だと思う。630円というのが何よりだ。男性にはこれだけでは物足りないと思うので小物を別途頼まないといけないかも。ランクAとする。
静岡駅地下街は改装してテナントも変わったが格好も値段も都会並みになった。

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浜松らんぶる-03

先日昼飯を食べに行って、前から評価を高くしていた浜松/西塚のうなぎ店Kの評価を下げた。SランクからAランクへ落とした。理由は客さばきに難がある。それにうなぎの蒲焼自体は確かに美味いがタレの染み込みに手抜きがある。評判が良いのでいつの間にか細かい注意を怠っているとしか思えない。漬物、お茶にも注意を払ってもらいたい。この辺については浜松/砂山の大国屋支店は綺麗な店ではないので遠来の客を連れて行くわけには行かないが、値段の割に手抜きが無くお買い得と思う。うな重はKが2,100円、大黒屋は1,600円である。近くに来たら行ってみると良い。

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浜松ランブラー 02

 今日は浜松から離れて政令都市となっても何も変わらない静岡に行った。入った店が人宿町のシエスタシエスタ。何を意味するのか分からない店名だ。
 ま、それは良いとしておばさん客ばかりで戸惑った。店の雰囲気は悪くない。パスタランチ950円。麺の湯で加減は良し。そのほかはまずまずだ。家族経営のようでシェフが孤軍奮闘しているが感じは悪くない。
評価 A- (SABCDの五段階に+-が付く)、行ってみても良いが特別人に勧めるほどではない。・・05-07-07

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浜松ランブラー 01

浜松の美味しいうなぎ屋は何処か。好みがあるので一概には言えない。
裂き方、焼き方で関東風、関西風とある。しかし関西風の、蒸さない方が本当のうなぎの味がすると思う。
焼く時も串刺しで焼くかと思えば長いまま焼き、食前に切って出す方法もある。
タレもまた然り。醤油、酒、砂糖、味醂をどう使うかだ。
男らしい力強い味は醤油と味醂だけとか、甘いやさしい味は醤油、砂糖、酒とか。

私が推薦するのは浜松では断然「かんたろう」か「川ます」である。
そば、フレンチ、イタリアン等、工業都市のために文化は置き去りにされて来た浜松とはいえ最近は良い店が出来てきたと思う。

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