株式投資で遊ぶ-149
◆枯れ葉と紅葉は紙一重◆
昨日また斯くて有りけり、今日もまた斯くて有りなむ。連日冴えない株価の動きに愈々嫌気がして来る。しかしそれは投資家の持つ心構えではない。何時も冷静にかつ客観的に見なければならない。そうすることで他人には見えないものが見えて来るという訳である。
しかし客観的に判断すると云うのは株式投資に限らず容易なことではない。だから勝者が少ない。儲けられるのは一握りの賢い人しかいないということだ。勝者すなわち儲けた者は大人しくしていないと因縁をつけられる。儲け損ねた悪い奴は何かにつけて文句を言う。得意淡然と行こう。
世の中が分業化、多様化するに連れて社会システムが複雑になる。なればなるほど競争に勝つモノと負けるモノが日を措かず変化する。連戦連勝は難しい。必ず敗者が出て来る。これが正常な社会の仕組みである。
敗者を作らない社会を目指すのは良くない魂胆である。勝者ばかりの社会は当事者社こそ意識し得ないが後退しているのである。皆で後退すれば誰も敗者は居ないということである。こういう社会は緩む。株式市場ではこういう競争の無い社会、ビジネスを最も嫌う。株価は上昇する訳がないのである。
他人依存はサバイバル精神を失わせる。現代人は明らかに自然の中の生き物としては弱体化している。こういう社会は急な災害には恐ろしく弱い。昨今急激に日本人が弱体化しているようである。それが民主政権になって明らかになって来ている。別にこれが民主政権のせいであるということではない。しかし今の弱者救済に対して闇雲にカネを使おうとしていては将来が危うい。
株式市場はこの辺を読んでいるのだろう。株式市場は賢いのだ。先行きに見込みがないと分かると一斉に手を引き始める。結果株価は下げるということだがこの辺の読み込みが政治家には難しすぎるようだ。
それにつけても今日の株価は如何だ。需給関係もあるであろうがそれにしても世界各国の株価に比べるとお粗末極まりない。此処は人知れずトコトン見放されている銘柄を拾うことを継続して行こう。ビジネスモデルがシッカリしている、純資産が株価を超えている、年初来安値近辺、これらを篩に掛けただけでも涎の出そうな銘柄がいくつかある。今買わずして何時買うのだ、と言いたい。


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