株式投資で遊ぶ-141
◆市場から政治を覗く◆
今日の株価は米国をはじめ世界の株価の上昇に連動したものである。別に突然日本の株価に良い材料があったわけではない。海外の株価が日本株の最も影響のある材料になったとは日本の市場も見縊られたものである。市井の一個人投資家が怒っても仕方がない。日本の経済同様に東京株式市場も衰退しているということであろう。もっと世界に対して力を示さないと日本の存在感は薄くなる一方である。海外投資家にも愛想尽かしを食らう羽目になる。
と云うことで羽田のハブ化は是非実施されるよう願って止まない。回り回って株式市場にも影響が大きいという気がする。千葉県知事の芝居じみたパフォーマンスには呆れるがああいう政治家は県民のこと以上に自分の存在感を高めようとしていることが見え見えで不愉快である。まあそれを選んだ県民のレベルと言えばそれまでだが。
ニューヨーク株が一万ドルを超えたことを考えると日経平均は一万二千円でも可笑しくないところだ。その差は何だろう。やはり民主党の政治の見通しが危ういことに拠るものと見ている。未だ一ヶ月での評価は気の毒な気はするがまるで雨後の泥濘のように流動的で固まらない。予期されていたとは言えヒヤヒヤものである。
しかしこれはある程度は目を瞑らなければならないところかもしれない。元より思想がかけ離れている者同士が御都合で統合された経緯がある。このくらいのことは分かって投票したのだとも言える。
暫くは我慢我慢の連続だがこと国内経済についていえば回復するのは相当先になると覚悟する必要がある。現在までの政策運営では現場を混乱させただけで得るところは出ていない。これからに期待したいところだが政治家其々がマニュフェストなる誓約書に齧りついている限りは何れ頓挫する。各人がバラバラで本来これを統合すべき首相が何もしていないように見える。改革と云う名の目覚ましい施策を実行するのに御任せほど危険なことはない。指示すればやってくれるというのは大きな誤解である。初めて政権を取った民主党は一から十まで最高責任者の総理大臣がクビを突っ込まないと出来るものではない。任せたは良いが力不足でし切らなかったことほど国民にとって不幸なことはない。
いくらパフォーマンス流行りの昨今の政治でも山吹(実の無い)に酔うほど国民は馬鹿ではないのだ。


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