株式投資で遊ぶ-138
◆稔りの秋と行きたい◆
今日の上昇はまず嬉しいことである。何とも言えないモヤモヤしたものが未だある。しかしこれは何れ消えるのだが政権運営と景気回復が捗々しくないと長引くことも考えられる。株式市場は先行きの見通しがハッキリしないというのが最も嫌われる。悪い材料でもハッキリ結論が出れば其れなりに呑み込んで行くものである。今は周りに不明な点が多過ぎる。
それもその筈、今置かれている状況は初物ばかりである。日本の歴史上今までに経験したことのない問題が次々に出て来るのだ。金融危機も百年に一度と云えば今生きている人は初めてのことであるし、政権交代も60年ぶりと云えば殆どの現役世代は初めての経験である。
加えて少子高齢化は日本の歴史にその経験は無い。常に人口は増加して来ていたし年寄りが子供に比べてこれ程増加したことも無い。赤ちゃんのオシメよりも老人のオシメの方が余計売れるとは初めてのことである。
こうした経験したことのない問題を解決するのは今までのやり方では覚束無い。敢えて言えば歴史に学ぶとしか言いようがない。経験だけではどうにもならないのである。歴史、経験、新しいアイデアを総動員して解決に向かわなければならない。
当然企業はこのことを分かっている。今は国内を見ても海外を見ても難問が山積みであるがその点企業は利口なのである。政治とは違う。常に解決の糸口を見付けだしこれを短時間で的確に追いかける。そして追いつく。
この辺りになると企業と政治の違いは道理に合わせて物事を追及して行けるかどうかなのである。政治は利害の違う人間が幾重にも絡む。企業活動はその点合理的である。目的が利益追求で、極めてハッキリしている上に参加者の誰もがシッカリと認識し共有出来るのである。
さて相場は一万円を割って幾日か経過している。何時になったら上昇機運が出て来るのであろうか。恐らく年末までは大きく上昇しないと見ている。詰まり一定の幅の中で上を窺いながらも上げ下げを繰り返すのではないかと思う。
相場は景気が良くても悪くても、上げても下げても投資家の興味を引く。何と言っても日本の経済は企業の成長即ち株式市場の隆盛無くしては成り立たないのである。




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