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September 27, 2009 - October 3, 2009

株式投資で遊ぶ-133

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◆市場の景色◆

 ヤヤやッ何と言うことか。愈々二番底が来たようである。予想はしていたが矢張り、と云う感じは身を引き締める。米国景気の先行きと日本の内需が悲観的に見られているせいである。つい先頃までは景気の回復と二番底の鬩ぎ合いであったが如何やら悲観論が台頭して来たようである。

 それにしても不気味な展開になった。新政権は天下りに関しては成果を上げそうだが景気の回復に対しては期待出来るモノは無い。寧ろ経済成長には阻害要因となる材料が多い。

 円高とモラトリアムだけでも何とか修正してもらいたいが意地になっているようで最早クビにする以外はなくなったようだ。新政権のやり方が少しずつ分かって来た。要するに大きな政府によって労働者保護など社会的弱者に焦点を当てた施策が中心なのである。これはカネがかかる。自立し、汗水たらして働く者を評価しない社会である。何事も政府に依存する人を生み出すことになる。こんな社会が長く続けられる訳はないのだが其処までは考えていない。

 短期的な対症療法では問題は解決しない。根本的な問題を先延ばししタラタラと税金を喰うことになる。これはある意味官僚の天下りよりたちが悪い。

 さて投資家は経営者と同じで政治のせいにして儲けられないことの言い訳にする訳には行かない。政権が変わろうが変わるまいが其処に生ずる環境変化を上手く切り抜けて儲けられなければならない。

 何か良い銘柄はないかと見れば、買ってくれと悲鳴に似た声が聞こえる。二番底が来たようだがこの安くなったところをじっと眺めつつ物色の姿勢は取っておきたい。今日でなくても良いが来週あたりには何か拾いたい。今悪材料たっぷりの銘柄を選ぶのが大きく儲けられる秘訣と見ている。

新日鉄は流石に止めておこう。海運から何かを選びたいが郵船が良いだろう。信用残は溜まっているし、収益見通しも散々である。しかし、だから買いなのである。名門企業であるし海運が廃れることはない。

自動車ももう少し様子を見よう。商社から三菱商事、新エネルギー絡みで昭和シェル辺りは今の株価なら損することはないと見ている。

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株式投資で遊ぶ-132

◆市場の景色◆

 寂しい相場である。熱気と云うモノが微塵も感じられない。景気、取り分け内需が低調なままで一体新政権は何をしようとしているのか分からない。天下り禁止、ダム中止は分かり易いが後は皆目見当が付かない。やっている政治家自身にもよく分かっていないように見える。

 しかし余計なことをやるよりは何をしているのか分からないくらいの方がまだマシなのかもしれない。低いレベルの話である。まあ自民党に関してもやっていたことが役に立たない余計なことであったことを考えれば似たものと云えなくもない。要するに日本の政治レベルはやはり二流以下なのである。

 市場が低調なのは政治のせいでもある。云わずと知れた円高容認発言(藤井氏)とモラトリアム(亀井氏)である。幽霊のように再度見えた元凶である。こういうことを言い出すのは実情の極一部に偏った見方であることは誰しも感じる。経済を知らない政治家が経済を仕切ることは何も良いことはない。

 暫くは安く置かれた保有株を眺めながら指を咥えて見ているしかないということのようである。トホホ・・である。

 株式市場が弱いことは措くとしても国内景気が一向に回復しないのは次第に国民の不満を増長させることになるであろう。今は政権公約に縛られて社会政策中心に国民のご機嫌を窺っているがこんなことは長続きする訳がない。馬脚を現すのは時間の問題である。

 悪いことは云わないからもう少し経済の成長に力点を置く政策を売った方が良い。稼ぎが無くてバラ撒いても不公平感だけが生ずるだけで、やる気のある人を失望させるだけである。

 市場は外人が手を引き始めるのではないだろうか。日本の経済の先行きはハッキリしない。成長の匂いも無い。投資するに足る国ではない、と今は考えている。

 今は新政権の経済対策に期待するばかりであるが悲しいかな上手く行く可能性は余りないと見ている。天下り禁止、霞が関からの脱却は溜飲が下がるのだが経済の復興にはならない。

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株式投資で遊ぶ-131

◆ゆっくり拝見◆

〈市場の景色〉

 何とも評価し難い相場である。円高や景気の行方を心配しての株価とは思うが如何やら新政権の危うさに市場は気付き始めているようである。とは言ってもそれに代わる政府はない。自民党も総裁選を見ている限り暫くは話題にもならない不甲斐無い動きである。中堅の実力派が総崩れで落選してしまったのは今更ながらに悔やまれる。

 さて市場は月が変わればまた違った展開になることを期待したいが新政権の政策の行方は予断を許さないのでオチオチお宝の資金を注ぎ込めないのである。期待はしてみたものの本当に上手く政権運営が進むのかは五里霧中と云う奴である。皆やる気でやっているのは良く分かるがそういう時は得てして独善的、近視眼的になり易い。森を見つつ木を見て欲しいものである。

 市場は景気の二番底を意識しながらも来月は少し明るくなると見ている。日本の内需は相変わらず低調のままであろうが輸出産業は円高にもめげず海外の景気に乗って行けるのではないか。特にアジア市場に期待したい。

 こう見てみると輸出産業の下押したところを物色するのも悪くない。国内銘柄では省エネ、太陽光関係は新政権の目玉でもあり期待出来そうだ。特に公共施設やオフィスの防災、エコ関係は膨大な市場になりそうで民主政権が唯一ビジネスを喚起させる政策であるからこれに乗らなければならない。

 今回のように政治が経済、それも株式市場に影響がありそうな気配を感じるのは政権交代と云うモノの持つインパクトと云わざるを得ない。初めてのことと云って良い。金融危機が去ったと思えば政治の変化がやって来た。変化の激しい時代そのものである。一難去ってまた一難だがそれは今までの垢を洗い落とすということで何時かはやって来るものなのである。

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経営の視点-073

◇やる気は分かるが◇

新しい政権が発足してから10日間が経つ。ヤル気が横溢しているのは良いことである。しかしボチボチ気掛かりなことも感じ始めている。一言で言うと期待すべきは長年の悪しき制度をひっくり返してくれそうだということである。長期にわたる自民政権の間に膠のようにへばり付いた悪弊がアッと云う間にそれもキッパリとしてくれそうな予感はある。不安の方が強いとは言うものの期待だけはしてみたい。

自民党は斯くも強くお灸をすえられたのだが総裁選を見ていると旧態依然は変りそうもない。どうやら来年の参院選も余程の失点が無ければ民主党の勝ちに終わりそうである。しかしこの民主党の失点と云うのは案外簡単に出て来そうな気配もあって暫くは政治に目が離せない。

ともかく民主党の政策では成長が無い、というのは的を射ている。確かにパイを配分することにだけ関心が行ってしまってパイそのものを大きくしようとする気配が無い。これでは明らかに国民を何でもかんでも喜ばそうとする迎合政治になりかねない。環境も少子高齢化も配慮しているように見受けられる。しかしもうひとつ経済の国際化という観点では何も語られていない。日本の場合経済は国際化を前提にしなければ貿易立国が成り立たない。内需回復等は輸出関係の企業が元気を出さない限り出来る訳が無いのである。一層デフレ状態が酷くなりそうである。昨今の株価はこの辺りを良く見ている。

要するに民主政権の今のやり方では経済は回復しないということである。貧乏人が助かるかもしれないが金持ちは浮かばれない。差をつけてはならないという馬鹿げた原理が国際経済の中で勝ち抜いて行ける訳が無いのであるが努力して金を得た人に対しても民主政権は悪者扱いしている。

汗水たらして働いた結果儲けられた利益を余りにも蔑にし過ぎている。下に厚く上に厳しくすれば平均化されて丸く収まると考えているかもしれないがそれはやる気のある者を著しく傷つける。

一生懸命働くより政府におねだりして何かしらの援助を受けた方が生き易いと考える輩を増やすだけである。これをしていては日本の国は国際的な立場を失い沈没して行く泥舟と化すのである。

政治がどうなろうとも企業は生き残らなければならない。政府が何をしようとシブトク生きて行く算段を経営者は何時も考えていなければならない。

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