株式投資で遊ぶ-133
◆市場の景色◆
ヤヤやッ何と言うことか。愈々二番底が来たようである。予想はしていたが矢張り、と云う感じは身を引き締める。米国景気の先行きと日本の内需が悲観的に見られているせいである。つい先頃までは景気の回復と二番底の鬩ぎ合いであったが如何やら悲観論が台頭して来たようである。
それにしても不気味な展開になった。新政権は天下りに関しては成果を上げそうだが景気の回復に対しては期待出来るモノは無い。寧ろ経済成長には阻害要因となる材料が多い。
円高とモラトリアムだけでも何とか修正してもらいたいが意地になっているようで最早クビにする以外はなくなったようだ。新政権のやり方が少しずつ分かって来た。要するに大きな政府によって労働者保護など社会的弱者に焦点を当てた施策が中心なのである。これはカネがかかる。自立し、汗水たらして働く者を評価しない社会である。何事も政府に依存する人を生み出すことになる。こんな社会が長く続けられる訳はないのだが其処までは考えていない。
短期的な対症療法では問題は解決しない。根本的な問題を先延ばししタラタラと税金を喰うことになる。これはある意味官僚の天下りよりたちが悪い。
さて投資家は経営者と同じで政治のせいにして儲けられないことの言い訳にする訳には行かない。政権が変わろうが変わるまいが其処に生ずる環境変化を上手く切り抜けて儲けられなければならない。
何か良い銘柄はないかと見れば、買ってくれと悲鳴に似た声が聞こえる。二番底が来たようだがこの安くなったところをじっと眺めつつ物色の姿勢は取っておきたい。今日でなくても良いが来週あたりには何か拾いたい。今悪材料たっぷりの銘柄を選ぶのが大きく儲けられる秘訣と見ている。
新日鉄は流石に止めておこう。海運から何かを選びたいが郵船が良いだろう。信用残は溜まっているし、収益見通しも散々である。しかし、だから買いなのである。名門企業であるし海運が廃れることはない。
自動車ももう少し様子を見よう。商社から三菱商事、新エネルギー絡みで昭和シェル辺りは今の株価なら損することはないと見ている。



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