株式投資で遊ぶ-129
◆政治課題は先ず景気対策◆
〈市場のホンネ〉
今日の下げは専ら金融の下げに拠るところが大きい。金融取引規制から来るアイフルの破綻に加えて素人大臣の貸出モラトリアム発言と来ては立つ瀬が無い。金融が下げると全体に元気が無くなる。折角金融危機を何とか乗り切ったかに見えて来たというのに間が悪いとしか言いようがない。
円高容認発言など云わなくてもいい時に余計なことを言って顰蹙を買うのは政治センスの無さと云われても仕方がない。民主連立政権と云うのは要するに政権運営は素人と云う外はない。失敗が許される立場ではないのだからもう少し時間をかけて市場の観察をするところから始めてもらいたいものである。
元々民主党に期待するのは官僚依存政治からの脱却だけである。他は何も期待していないのである。むしろ他の所に手を出さないでも今まで出来なかった霞が関からの独立だけを確実に実行すれば良いのである。
初めて政権をと取った嬉しさは如何ばかりかとは思うが政治は結果が全てである。短命の匂いが紛々としているので余り気張らずに淡々と而も確実に実行して呉れればとりあえず来年の参院選までは失点は無いと思う。民主党が長期の政権としたいなら先ずは派手さよりも地盤を固めるべく粛々と原則を実行すべきである。
新しい政権は支持率が高かったようだが経済運営はそうでもない。元々主たる施策を個人対象中心に施策を打っているので企業経営は継子扱いである。企業経営は政権交代による国策の変化を読み取らなければならない。どんな企業が国策に乗れそうなのかを見直して投資しないと暫くは儲けられそうにない。
金融が駄目なら何があるのかと探してみても代わりにはパッとしたものが見当たらない。まあ無難なところで資源、商社あたりしかない。後はもう少し新しい政権の動きを観察しないと確信が持てる銘柄も見えない。
意外に思うかもしれないが子育て教育支援と来た時に長らく悪者扱いにされていた建設公共工事が形を変えて耐震、保育、医療・介護関係で出る可能性はある。しかもエコ関係で住宅工事にも恩恵がありそうな材料もある。良く見ればナズナ花咲く垣根かな(芭蕉)である。


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