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June 28, 2009 - July 4, 2009

July 03, 2009

株式投資で遊ぶ-088

◆もう店頭には梨、葡萄が◆

〈相場の見方〉

 下げ相場のウジウジした動きを見るのは面白くない。下げている時はせめて安値銘柄を吟味して買いに備えようというのが良い料簡である。下げた時にもう見るのも嫌だ、と目を背けるか或いは買い場が来た、と目を凝らすのかは素人度合いを測るバロメーターになる。投資を職業としない個人投資家は日々の動きを見ながらこまめに売り買いをするという訳には行かない。自分の方針で一定期間保有するやり方が本筋である。

 良く言う上げ下げに一喜一憂するものではない、ということである。とは言えこの一喜一憂が人生を面白くすることでもある。何も感情に起伏が無いというのも寂しいもので色々あるから面白いということである。

 さて今日も全体の下げに付き合って優良銘柄で安いものがある。海運、商社である。こういう銘柄は下げたとしても少しも騒ぐことは無い。上昇するのを待てば良いだけのことである。待つことは誰にでも出来る。もちろんド素人にもである。

 日本郵船(9101)・・ 407円

 三菱商事(8058)・・ 1,721円

 これを追いかけてみよう。このところ安くなっている。需給関係もあるので日々の動きには色々ある。しかしこの夏越えをじっと待つ気になって保有すれば上昇する確率は高い。それで上昇しなくてもそのまま保有することに少しも不安は無い。

 日産(7201)・・ 590円

 野村証券(8604)・・ 817円

 ここらあたりも面白いと思うが少し自信が無い。本当は自信が無いくらいが面白いのだが其処はなけなしの資金の投資であるから精神的に好ましくない。

 安いのにはそれなりの理屈は付くが其処は度胸良く突破することが重要である。理屈は何かの拍子で手の平を返したように反転することは日常茶飯事なのだ。

 こうやって銘柄一つ一つを追いかけながら日々の相場を見ることは適度のストレスがあり、然りとて重荷にもならず健康には良いことである。適度の精神的な刺激こそ健康の秘訣である。

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July 02, 2009

株式投資で遊ぶ-087

◆大雨降って梅雨が明ける◆

〈相場の見方〉

 梅雨時に相応しく連日ジメジメした相場である。下げる理由は無いはずなのに下げる。と言っても上げる理由も然したるものは無い。どっちもどっちで相場というのはこういう期間が割合長いものである。それでも下値は少しずつ上げて来ているのでもう少しの辛抱である。

 ここに来て気がかりと言えば政局であるがこれはどちらに転んでも政策を大きく変えようがない。市場は余り反応しないのではないかと見ている。もともと政治にそれ程期待はしていないし民主政権になっても長続きするとも思えない。むしろ再編に期待している。

 株価は今踊り場のようなところに来ている。これ以上上げるには企業業績が良くならないと難しい。恐らくは良くなるはずである。では何が良くなるのか。最も分かりやすいところでは自動車、商社、海運、機械である。とは言え確信がある訳ではない。そうなりそうだということである。確信が無いから面白い。あればもう既に上昇している。

 世界景気は後進国を中心に拡大基調に入っている。遅れを取っているのは日米欧である。それももう先が見えつつある。自動車は今まで買えなかった分のストレスが溜まっている。そろそろ限界に来ている。資源も需要が出て来ているしモノの動きもこれから活発になることは充分考えられる。

 何時景気回復が始まるかと見ていたが少しずつ始まっている。もう手を出しても良いタイミングに来ているのは確かである。余裕資金は勿論買い替えも含めて出動態勢は取っておきたい。

 素人投資家が株を買う時は余り神経質になることはない。それよりも下げた時に一旦売却出来るかどうかの方が遥かに重要である。出来ることなら資金の半分か三分の一は残しておき、底値を確かめてから買い増すくらいが良い。もし買いそびれて変えなければそれはそれで良し、と割り切る心がけが重要なのである。こういう時に、底値待ちの底値無し、などを持ち出して買い急ぐと騙しにまんまと乗せられることになるのである。

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July 01, 2009

株式投資で遊ぶ-086

◆人生、欲との二人連れ◆

〈相場の見方〉

 昨日の反動であろうか今日はそれなりに納まった。しかし力強さはない。一万円の壁は殊の外高いということである。理論的なものではない。単なる感情的なもので区切りとはそういうものであろう。

 元々株式投資に限らないことだが投資というものは人の本来的に持つ欲との二人連れである。切り離せない。切り離して考え決断すればあたら儲けられるところでもそうは出来ないのが人の欲なのである。一万円の上と下とでどれだけ違うのだ、と理屈を捏ねてみても仕方のないことである。大晦日と元旦のようなもので何時もの昨日と今日なのにそうは行かないのと同じである。

 それにしても株式市場は大体落ち着いて来た。完全にとはとても言えないがショックは殆ど感じられない。まあ敢えて言えば災難に遭った後の精神的なケアが必要であることと似て時々思い起こさせられるくらいなものである。

 羹に懲りて膾を吹く、なのか喉元過ぎれば熱さを忘れる、なのか分からないところが投資妙味である。

 大損をした投資家は金輪際株式投資は止めた、などと言っている輩もあるが其れは欲との付き合い方を間違えたからである。株式投資で損をすることは身に余る多欲でない限りそうは損しない。損をすることもなかなか難しいことである。落ち着いて損をするようになればそれは投資家として大物なのである。

 そもそも株式などというものは余程ヘマをしない限り持っているだけで資産は増える。中途半端に欲をかくから損をするのである。何ごとに拠らず初心を貫けない者は碌な結果にはならない。これは世渡りの常識である。このことは株式投資にも言えるということである。

 適度に欲をかくというのは自らをコントロール出来るかどうかでこれは仕事でも同じである。株式投資が自分の職業を勤め上げることと何ら変わりがないのは自らを制御出来るかどうかということに尽きるからである。

 しかしそうは言ってもこれほど難しいことはない。簡単に出来れば苦労は無い。要するに誰でも出来るのに誰でもする訳ではない、というところが何とも悩ましくも魅力的なのである。

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June 29, 2009

株式投資で遊ぶ-085

◆蒔かぬ種は生えぬ◆

〈相場の見方〉

 相変わらずナーバスな相場である。国内ではもう悪材料は出尽くしているが海外は行色が強い。上げても下げても理屈はそれなりに付くという厄介でしかも素人には何も分からない相場なのである。

 株式投資は見ているだけでは面白くないので上げようが下げようが買ってみて様子を見るのだがここしばらくは余り良いことも無さそうである。それでも経済の行方を見るには株式市場の動き無しには語れないのでつい手を出してしまう。

 さて賞与も殆どの企業で支払われて来たので公務員が出れば揃い踏みという訳だ。市場に幾らかは流れ込むと見ているのでここから暑い夏に向けて相場が勢いづくのを期待したいところだ。

 先回りをして仕込んでおいた幾つかの国際優良銘柄も値幅は取れそうな予感はある。何処彼処の評論家たちの言う株価見通しを聞いているばかりでは結論が出せない。結論は自分で出すもの。思い切って暫く見放されていた筋の良い企業の株を買っておくのが正解なのである。時代に持て囃される材料を追いかけているのでは大した儲けにはならない。他人と違った投資方法でリスクを取って資金を注ぎ込まなければリターンは得られない。

 もう大方株主総会は終了したが減配、無配の多いこと。嘗てこんなことはなかったが、それでもこの期にしっかり配当をした企業もある。それが薬品、電力、商社、資源等であった。これは記憶しておくと良い。

 もう一つの関心事は政治である。経済と政治は切り離せるものではないが今回は政権交代があるかもしれないのである。その可能性は高い。民主党政権なのかガラガラポンで新しい政権が出来るのか、いずれにしても経済政策は変化すると見ておいた方が良さそうである。

 その際心配なのは総理大臣というのは地方政治云々の世界よりも外交防衛(国家安全保障)が基本であることを忘れてはならないということである。地方分権、中央集権などは中心ではない。国民の生命/財産を守ることをもっと重要視する政権でなければならないのだが、これが能天気政治家には分からないのが日本政治の悲劇である。

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