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June 21, 2009 - June 27, 2009

June 24, 2009

株式投資で遊ぶ-084

◆夏至が過ぎても、暑さはこれから◆

〈相場の見方〉

 今日の上昇は気迷い気分が良く出た上昇である。本格的な上昇は国際優良株が出番にならないと本物ではない。此のところの小型株の上昇も出遅れと一時的な人気に終わるだけであろう。国際銘柄でないと信用出来ない。

国内銘柄は長期保有に耐えられないと見ている。何故か、日本は少子高齢化に対して然したる処方箋を持ち合わせていないからである。これには苦労すると思う。社会保障費にカネをつぎ込むのは致し方ないとしても経済の活性化には後ろ向きである。金はどこからか持って来なければ使えない。国債という紙切れにばかり依存していると後で酷い目に逢うことをよもや忘れている訳ではなかろうが。皆で渡れば怖くない、の類では済まされない。

 少子高齢化は経済成長にとって重荷であることは確かで此処に何らかの知恵を出さないと乗り切れるものではない。国内銘柄に成長は期待出来ないと考える所以である。

 株式投資の本流は成長を買うことであるが国内銘柄にその芽は無い。新興市場銘柄の中にはそれらしきものもあるがこの市場は何と言っても経営者に今一つ信用が置けない。過去にひどい目に遭わされているしとても経営者としての見識があるとも思えない会社ばかりである。近づきたくない。

 まあ結局は代わり映えのしない国際優良銘柄ということになってしまうのである。世界経済は回復に時間がかかりそうだが良く見れば材料が無い訳ではない。業績が回復し始める銘柄を買っておくのはここしばらくの内でないとタイミングを外す恐れはある。

 ここに来て実体経済が捗々しくないことを材料に株価は低迷しているがそういう時でないと安く買えない。結局株式投資は多勢に反してリスクを取らないと儲けられないということを思い知らされるのである。

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June 23, 2009

株式投資で遊ぶ-083

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◆人はいざ、心も知らず◆

〈相場の見方〉

 今日の下げは強烈である。一挙に弱気に傾いた。しかし下げる時というものはこんなもので些か慌てるのである。冷静に見れば昨日と今日でそんなに環境が変わるわけではないのだが其処は投資家同士の騙し合いである。咄嗟の判断を迫られる。この判断こそが投資の醍醐味なのである。

 それにしても良く下げたものである。長期投資を心掛けている向きはこういう相場は見て見ない振りをしていれば良い。数カ月の間に三割も上昇したのであるから此処はどんな理屈をつけてでも一旦は下げなければならないのである。問題はその後である。7-9月期に向けて上昇するかどうか。景気は回復基調にあるからまず間違いなく上昇はあるであろう。

 そう考えればこのところの下げは買い場とも言える。暫時小型株に人気が移っているようである。しかしこれは本物ではない。個人投資家の短期売買が中心である。上昇も速ければ下降も速い。短期の値幅を取るには絶好の材料である。しかしこれは本格的な景気回復までの繋ぎでしかない。こういう小型銘柄を長期に投資するのは止した方が良い。概ね小型株は変動リスクが高い。株価の変動が大きい銘柄は短期売買に限るのだ。

 景気の回復が目に見えてくればそれはもう大型株、分けても国際的な優良銘柄なのである。

 今日は景気の先行き不安から資源、商社、海運などが大きく下げている。円高で輸出産業銘柄も捗々しくない。こういう局面ではしばらく動向を見ながらタイミングを計って賞与資金を投資する、それには良いチャンスであろうと思う。

〈政治的影響〉

 そういえば今回の骨太方針では社会保障の抑制が外れたという。これが前例になって他の予算も底抜けになる可能性が高い。公共工事然りである。その後は言わずと知れた増税である。財政の逼迫によって削られるべき予算は済崩し的に有耶無耶になる訳である。年金、子育て、医療介護・・等社会保障費は少子高齢化で何時かどえらい竹箆返しを食らうことは目に見えているのに困った政治家たちである。

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June 22, 2009

株式投資で遊ぶ-082

◆相場は天気に拠る◆

〈相場の見方〉

 今週は代わり映えのしない相場になりそうである。経済もそういう時期に来ている。底を脱したとは言っても先行きがどうなるのかが今ひとつ分からない。様子を見るしかない。しかし他面上昇のための踊り場であるとも解釈出来そうである。昨年の九月以来地獄を見た投資家は多いが少なくとも其処からは大分市場心理は明るくなっている。

 暫くは上昇することをあまり期待しないでおきたい。ややもすると切れ始めたエネルギーを此処で溜める必要がある。此処は将来の上昇を期待しながらジッと力を蓄える時と解釈しておく必要があるのだ。

 但しそういう時に少しずつ買っておく手も無いではない。人気に見放されている時は正当な価値に比べて株価は下値に放置されているものである。金の無い投資家はこういう銘柄を根気よく拾うやり方がある。意外に実りは多いのだ。

 電力もこのところ少し戻しつつある。しかしまだまだと言う気がする。エコブームに見るまでもなく電気はマーケットが大きい。輸出関連のメーカーは既に動意づいているが海外市場の本格的な回復には時間がかかる。パッとしないままの国内銘柄、いわゆるディフェンシブ銘柄にはお買い得な銘柄がまだある。

 未だ買える面白そうな銘柄はJR東、電力、薬品、それに海運、金融も侮れない。

 日本人の投資家心理は米国のそれと比べるとずいぶん複雑である。経済統計の発表後に馬鹿正直に反応するのが米国であるがこれはとても分かり易い。日本の場合は含むところがある動きをする。経済統計が良くてもその裏を読んで反対の行動をとる投資家がいる。人のやり様に文句は付けられないが素直でない奴は付き合い難いということである。

 下げるにしても反動の下げなのか悪材料の下げなのかが不可解である。上昇もそうだ。まあしかしこれだから深いと言えなくもないのだが、いずれにしても考えれば考える程分からないのが投資家の心理ということである。

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