経営の視点-065
◇何も変化しないことは危険◇
企業環境は絶えず変化するものである。時代とともに、或いは居場所とともに変化するのである。そのスピードが急激にアップしている。
変化することは誰も好きではない。とすると変化に対して良い面よりも悪い面を強く意識する。だから新しいもの、仕組みに対して上げ足を取るばかりになる。変化に対して思い切ってそこに飛び込み良いところを活かそうとして自らの行動パターンをも変えようと心掛ける人は少ない。だから改革は簡単ではないのである。
改革に拠る良い面よりも悪いところを声高に言い募る方が受けの良いのは当然であるが改革の敵であることは間違いない。変わらない方が楽だからである。これが悪弊なのだがこれを切り開くのは経営者そのものを措いて他にない。
企業経営に限らない。経営は国政、家計、個人においても改革が必要なことは当然である。改革の手法はいずれも同じなのである。改革の無いところに進歩は無い。
郵政問題を見ていると縁無き衆生は度し難し、を地で行っているようなものである。
人間というものは口で言うほど器用ではない。手先についてではない、心持の変化についてである。成果主義は何も悪くない。唯それを不器用な人間にも上手く適用出来るように手直しして修正を加える必要があるだけのことである。
仕組みをそのまま適用して上手く行くことはない。名人と言われる人たちは買った道具を自分のものとすべく手を加えて恰も自分の手のように馴染ませる。
自由競争、公平、成果主義は正しいのである。
資本主義自由経済と社会政策の切り分け、割り切りは政治、行政の手法の見せ所なのだが・・。これを的確に出来る政治家、行政マンが居なくなったのである。






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