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June 7, 2009 - June 13, 2009

June 12, 2009

株式投資で遊ぶ-077

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◆案ずるより産むが易し◆

〈相場の見方〉

 久々に快い上昇続きである。こういうことはそんなにあるものではない。今年に入ってから買い始めた投資家には面白くて堪らないということである。しかしである、昨年リーマンショック前から投資していた長期投資家にとってはホロ苦いばかりである。相場というのは斯くも無情なものであるかと思い知らされているので上昇しても素直には喜べなくなっている。

 良く言えば学習効果であり一方では打ちのめされて立ち直れないまま今日に至っているということである。欲をかくのは一様であっても結果は人夫々ということである。まあ人生の縮図のようなところもある。

 今週も良く上昇したがこれから狙うのは出遅れしかあるまい。見知らぬままに放置されている銘柄は多い。今上昇しているのは出遅れ銘柄が中心であるがそれでも未だ見放されている電力、海運のような業種もある。

 株というのは上げたり下げたりするものである。これを忘れてはならない。環境/エネルギー絡みのエコ銘柄が持て囃されているのが今の相場であるがこれも一種の流行である。そのうちバブルになる。安いところを密かに買っておくのが長期投資家の常道であることを一時も忘れすべきではない。

 株の動きはファンダメンタルズを重視するならPERで、これは長期のトレンドを見ている。短期の人気銘柄に付こうとするなら人気とその変化率に賭けるということになる。後者は尋常な個人投資家には不向きである。

 投資によって株主価値を上げようとするのか或いは単に売買をすることで利幅を稼ごうとするのか、この両者が混在している。お互いに意識し合い鎬を削っている。相場を語るには一筋縄ではいかない所以である。

従って自分の投資方針をしっかり決めて守り抜くのが結局は資産を増やす重要ポイントなのだ。しかし生身の人間にはスケベ根性という厄介な心理があるので容易に実行できないのである。無欲の勝利などという勝ち方があるがこれはスポーツの世界のことばかりではない。

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June 11, 2009

株式投資で遊ぶ-076

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◆2月に咲き、6月に実になる梅◆

〈相場の見方〉

 本日もまた一万円の攻防である。この辺で値固めするにしてもこれ以上の上昇は簡単ではない。実体経済がどこまで回復出来るかは分からない。いずれ回復するにしてもその時期の読み方で上昇の仕方が違うのである。取りあえずは大台を回復したというので一息つくかもしれない。問題はその後の行方である。

 一番の懸念は米国の個人消費がどうなるかである。原油が上昇し始めたようである。これは自動車社会である米国の消費を抑えるに違いない。それに雇用である。雇用が底を打ち、回復し始めれば後は付いてくる。これらの問題がハッキリしないうちは投資出来ないと考えるか、先を読んで一足先に買いを入れておくと考えるかが儲け、損の別れ道ということである。

 何時の世にも強気と弱気がある。だから株価が形成される。リスクを取って大きく儲けようとすれば有無を言わさず今のうちに買っておくのが強気ということである。弱気は上昇が一段落すれば実体経済の回復は未だしということで下げに転じるに違いあるまいと見るのである。

 どちらに与するかは投資家の読み次第であるがここは強気を執りたい。大台を回復して気分的には一段落であるが長期投資をしている個人投資家はまだ損をたっぷり抱えている。売るに売れたものでは無い。

 相場の理想は強気の中に程好く弱気が交じっていることである。強気一辺倒では只のバブルになる。程よい弱気が相場の隠し味になるのである。強いモノは純血ではなく雑種である。弱気と強気が波を打って行きつ戻りつするうちに何時の間にか上昇していたというのが理想なのである。今回の景気回復にそれが当てはまるかどうか見極めるのも面白い。まさに三歩進んで二歩戻る、ということである。

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June 09, 2009

株式投資で遊ぶ-075

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◆節目の下げ◆

〈相場の見方〉

 今日の下げはどちらかというと健全なものである。株価は上昇ばかりということはあり得ないので何処かで下げる。その下げがどのタイミングでどのくらい押すのかが問題なのである。今日の下げはその点止むを得ないというべきである。

 寧ろこのくらいで済んだということは逆に相場の強さを印象付けるものである。弱気を言えば切りはない。幾らでも弱気材料は転がっている。上昇の中の下げなのか下げの中の上昇なのかが分かればもうセミプロである。セミプロというのはほんの謙遜で本当はプロよりも遙かにプロなのである。

 今回の下げは上昇の中の下げであるに違いない。地政学リスクを除けば経済環境の悪さは殆ど織り込んでいる。少しずつ良い経済指標が出て来るに従って相場は堅いものになって行くであろう。

 さて株価が上昇すればそれは企業活動の行方を先取りしているので追っ付け経済全体も活況を呈することになる。雇用も回復する。雇用は消費を呼びモノが売れるようになる。そして全体の経済活動が上昇するという訳である。政府は企業をそれも大企業を支援すべきなのである。大企業が儲けられないうちは中小企業は儲けられない。これが現実である。

 企業が儲けられるようにならないと何も進まない。政府の財政出動も呼び水にはなるがこれは元より税金である。経済活動が活発になって成長することなのではない。先ずは企業業績、それには株価の上昇が前提なのである。株価が上昇しないうちは経済は良くならない。毎日株価を見ているだけで日本経済は一体どうなるのかを先見することが出来る。景気の見通しは簡単なことである。

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June 08, 2009

株式投資で遊ぶ-074

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◆一気に一万円・・◆

〈相場の見方〉

 気迷い気分は見られるが底は堅い動きである。長かったトンネルも愈々抜けだすかと期待している。しかし期待というものは外れるもの。まあ此の儘一気に上昇するとは考えない方が良さそうである。

 しかしだ、世の中はしばしば期待しないことも期待が外れるのである。詰まりはこのまま秋口にかけて上昇トレンドに入って行くことも無いではない。皆が考えない方に動くのが株価なのである。株価と言っても所詮は人のすること、みんな儲けたいと思って行動するから世間一般の考える方向とは違って来て当然である。

 今日も地味に上昇している。地味に動いている限り安心していられる。円安方向で自動車、出来高増加で証券が高いそうだがそれは単なる理屈である。未だ実現していない予想だけで株価の先行きを見通すのであるから何時も構えは半身でなければならない。

 輸出株が上昇することは何の不思議もない。国内景気はまだ先が見えたようで見えていない。雇用問題が表面化するのはこれからである。国内銘柄で買えるのは電力とJRくらいなものである。新エネルギーも今は持て囃されているが業績に反映するのはまだ先である。そこまで保有するつもりであれば買えるが少し気長になる。

 連日株主総会招集通知が来ているが意外と配当が安定している銘柄は石油関係である。これは今回の経済危機にもあまり痛手は無いようである。景気がどうであれ安定した配当を得られる銘柄がこんなに頼りになることを今回初めて知ったような次第で面目ないことこの上無しといったところである。

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