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April 13, 2008 - April 19, 2008

April 18, 2008

年金生活の株三昧-070

◆忘れる、飽きが来る・・有り難や◆

 今日はNY相場が辛うじて下げを免れたこともあって程ほどの反落で終わると見ている。3日連続で上げた反動はあってしかるべきで、寧ろ一服したほうがこれからの上昇には良さそうだ。悪材料にも反応は限定的になった。打たれるだけ打たれたので相場には粘りが出て来ている。一本調子の上げは無理としても大きく下押すことは無かろう。下げる心配が薄れれば投資家は出動し始める。だから上がって来るのは当然である。

 トヨタ(7203)が先行き2割方減益になるとの発表をした。社長の会見でも如何にもトヨタらしく慎重である。この慎重さがトヨタの強みである。発表後の株価は上昇した。材料出尽しといえば言えるがやはり賢い投資家は居るものである。トヨタの2割減益などあるはずはない。余程の天変地異でもない限り減益は大幅に縮小するに決まっている。材料高騰、米国景気、為替の三重苦にあったとしても予測されている障害要因であればそれをそのまま唯々諾々受け入れるようなアホな会社であるはずがない。必ずブレークスルーし、精々1割以下の減益に止まることは必定である。株の買い方はこういう体質の強い会社が問題を抱えて株価低迷した時にこそ出動すべきである。まして長期投資では会社の体質を見定めることが不可欠である。

 トヨタだけでなくこれから出てくる各社の業績見通しに鑑みながら優良銘柄を物色して行きたいものである。

 ところでサブプライムローン問題はもう決着が付いたのであろうか。先行きは大体見えて来たようだが実体経済に及ぼす影響については今ひとつ不明である。しかし投資家は結果がハッキリする前に出動しなければ旨味は無い。もうこれ以上深間に嵌まることはないと見えた時にこそ先回りしなければならない。リスクはあるがそれがリターンを生む源泉でもある。

 今になって冷静に思い返してみると日本で経験済みのバブルの罠にまんまと嵌まった米国経済に対して日本の投資関係者が何故騙されたのであろうか。未だに疑問である。米国の実体経済の情報を入手出来ていれば素人の投資家でさえとっくに気が付いていたと思う。銀行、証券を始めとする日本の金融関係者が米国のバブルに気付いていなかったことが何とも不可解である。そういう的確な判断が出来ない人たちには個人投資家に投資を勧める資格は無いように思える。

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April 17, 2008

年金生活の株三昧-069

◆薄氷の上昇相場◆

 今日はNYの上げもあり思いの外大きく上げてくれた。愈々本物かと思いたいところだが今日のNYを見てみないことには予断は禁物である。タダ何とはなしに底から上がり始める予兆は見えて来たような気がする。何ごとにつけ時間は人の心を癒してくれるもののようである。投資家心理はデリケートなもので少し上げ始めると早く14,000円の大台を超えて欲しいと願う。其処からまた一山超えた14千円台半ばまで来ればやっとのことで保有株がイーブンになるのである。先は長い。

 もう少しで各社の業績発表が続々と出て来る。大方の見込みは出されていて予想の範囲内は読み込んでいるので問題は無さそうだ。材料が出れば出尽くしとして底値の株を拾おうとする。詰まりは出る前が底値だったということになる。この辺は投資家心理の鬩ぎ合いで企業そのものの価値とは無縁のことである。

 それにつけても投資家というのは何であんなに業績に過敏なのであろうか。ホンの少しの減益でも大げさな反応をする。システム取引の為せる業なのであろうか。上場企業は大変だ。中小企業では利益のブレなど取るに足らない。赤字でさえも大きくなければ許してしまう。まあ此れも極端ではあるが何れにしてももう少し企業の中身を良く吟味しろ、と言いたいが縁なき衆生には分かってもらえそうにない。仕方が無い、市場の大勢に順じて行動するとしよう。

 さてJパワー(9513)の顛末が面白そうだ。今回の経産省のやりよう、投資家なら誰でも少し可笑しいじゃないかと思わずには居られまい。上場企業に政府が口出しし過ぎじゃないかと皆感じる。外資に買われたら危険だと思うなら上場すべきではない。上場して多量の資金を集めておいて株主を選り好みするというのは自由経済にはあってはならないことである。もう少し知恵を出せと言いたい。更に一般の少数株主や市場関係者に対して碌な説明もしないのは如何にも古い、まるでカビでも生えたような発想である。そういえば経産省は不可解な次官が居た官庁であった。此れも縁無き衆生の類であろう。

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April 16, 2008

年金生活の株三昧-068

◆不可解なものを追求◆

 今日の株価は弱弱しいながらも戻している。上がれば大体ハッピーという訳だが明日はまた下げるのかと思うと憂鬱である。此れはもう典型的な弱気支配になっている証拠である。此処暫くの流れからすれば何だかんだと言っても所詮は米国金融機関へ公的資金が入らなければ収まらないのかもしれない。最後に出すのは天下の宝刀なのである。宝刀は見せかけでもイザという時には抜くぞと思わせておけば殆ど抜かずに収拾するものだ。それで少しは安心する。

 最近の株価動向を見ていると株価の上げ下げは会社の価値とは無関係なのだと知れる。投資家の思惑の交錯でしかない。少なくとも短期的にはそう言える。実態が動くわけではなく株価材料とそれを投資家が如何判断するかを見はからって先回りをして利鞘を稼ぐ、此れが短期売買の要諦であろう。こういう投資も確かに儲けられる。しかし此れは随分疲れる。高齢者にはとても勧められない。

 今の相場は理屈ではないのだ。株価が企業の実態とは別の次元で勝手に動いているとしか思えない。実際そうであろう。企業の実態、業績とは関連付けられない相場ほど手に負えないものは無いのである。個人投資家にとっては始末の悪い近寄り難い最近の動きである。

 愚痴は此れくらいにしてはてさて先行き面白そうな銘柄はと見回すと其処には輸出型メーカーが厭でも目に付く。日本に天然資源は無い、此れで一次産業は難しい。島国根性で対外交渉が下手くそ、此れで三次産業は苦手。と来ればもう二次産業、つまり加工産業しかないに決っている。幸い日本のモノ造りは天下一品と来ている。日本は元々農耕民族である。集団でコツコツ物を造ることには他の追髄を許さないものがある。という訳でやはりメーカーしか頼りにならない。

 こう見て来ると自ずと明らかになるのは製造業、それも技術に優れた国際企業に辿り着く。後は商社くらいか。何れにしろ個人投資家は飽く迄も個々の株価ではなく相場のトレンドの中でファンダメンタルズを中心にして投資することが肝心なのである。

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April 15, 2008

年金生活の株三昧-067

◆またまた臥薪嘗胆◆

 始末の悪い底値圏に入ってからもう少しで半年になろうとする。今日の相場を見ていると未だに一部の機関投資家が齷齪と売買している構図が見て取れる。純資金が入って来ていない。出来高が増えないのは未だ未だ市場に信頼が取り戻せていないことの証であろう。面白くも無い日々ではあるが他に手段が無ければ待つしかない。こういう時が個人投資家にとって最も厳しい試練の時期である。あと数ヶ月か、心穏やかに眺めていなければならない。

 さて報道によれば投信の運用実績が低調極まりないという。20~30%もの評価損になっているようだ。日経平均がそれ以上に下げているので仕方が無いといえば言えるが、それでもプロか!と言えなくもない。斯く言う小生も大体そんなところであるがプロがそれならまあ仕方がないか、と同病相哀れむ境地である。今年の後半に期待はしたいが行ったとしても精々15,000円どころではないかと見ている。そこいら辺になれば少しは益が出る勘定だが日頃の大口を叩いている投資家にとってみれば情無い、の一言である。

 此処でよく検討しておきたいのは今理不尽にも下げている銘柄はひと頃の大型、輸出、メーカーで活躍した優良銘柄が多いことである。多少のドル安円高はあるにしても余りにも下げ過ぎになっているのでチャンスを見計らいながら個別企業の研究だけは怠るべきではない。世界的な金融不安があるので今は手が出ないとしてもこの不安はそうは長く続くことは無い。特に新興国の復活は早いと見ている。欧米は多少時間がかかるかも知れないがBRICsが再びもとのペースに戻れば相変わらず日本経済の牽引は大型輸出メーカーに戻ることは間違いない。少なくとも現状の政治に変革がない限り国内経済が上昇に向かうとは思えないからである。

 今自動車は何であんなに手酷い仕打ちを受けているのかが特に不可解である。そう見て来ると可笑しな株価を付けている銘柄が随分あることに気付く。長期資金を持っている個人投資家には旨い話が沢山あると思う。

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April 14, 2008

年金生活の株三昧-066

◆深海魚のように底を這う◆

 今日の相場は遇えなく玉砕したようである。原因を追求しても詮方ないがG7の結果や米国企業の業績悪化に拠るものだという。G7の結果は期待したほどではないが寧ろそんなに慌てていなかったことで未だ余裕を見せただけでも好しとしなければならない。対策が打たれないと云うことはそんなに悪くなさそうだということの裏返しなのである。兎に角今は時間が必要である。次々と今までに無かったようなことが起こったので慌ててしまった。未だ心理的に消化し切れていない状態なのである。こういう時は時間が解決してくれるのを待つしかない。どんな意外なことでも時間と共に印象は薄れやがて忘れて行くのが人間の良いところである。

 さてこういう相場になってくると個人投資家は出番が無い。売るに売られず買うには資金が無い。典型的な弱り目祟り目相場である。多くの個人投資家は過去にもこうした相場で出番が無いまま株式投資から遠ざかって行った。しかし後で検証してみると何のことは無いこの時こそ儲けるチャンスだったのである。息切れしてまじめな個人投資家が去った後もしぶとく耐えに耐えた一握りの投資家はその後の上昇を謳歌した。それに肖りたいばかりに損を抱えながら只管相場の回復を待つのは中々骨の折れることである。

 要するに苦しい時の凌ぎ方が勝ち負けの分かれ目だということになる訳だが焦りを抑えるのは容易ではない。しかし容易でないことを耐えるからこそ勝利の美酒を味わえるのである。此れは別に株式投資に限ったことではない。勝負のことは何でも同じようなものなのである。

◇おまけ・・年金生活者に◇

 新しいことに挑戦することを厭ってはならない。パソコン、携帯電話、デジカメ、ipodなどに無理をしてでも付いて行きたい。完全に使いこなす必要は無い。真似ごとで結構。此れくらいは使えないと、今の若い奴らは・・などと言えたものではない。若者が正しい日本語やマナーを知らないことと年輩者が新しい機器を使えないこととは同じようなものなのである。

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