年金生活の株三昧-070
◆忘れる、飽きが来る・・有り難や◆
今日はNY相場が辛うじて下げを免れたこともあって程ほどの反落で終わると見ている。3日連続で上げた反動はあってしかるべきで、寧ろ一服したほうがこれからの上昇には良さそうだ。悪材料にも反応は限定的になった。打たれるだけ打たれたので相場には粘りが出て来ている。一本調子の上げは無理としても大きく下押すことは無かろう。下げる心配が薄れれば投資家は出動し始める。だから上がって来るのは当然である。
トヨタ(7203)が先行き2割方減益になるとの発表をした。社長の会見でも如何にもトヨタらしく慎重である。この慎重さがトヨタの強みである。発表後の株価は上昇した。材料出尽しといえば言えるがやはり賢い投資家は居るものである。トヨタの2割減益などあるはずはない。余程の天変地異でもない限り減益は大幅に縮小するに決まっている。材料高騰、米国景気、為替の三重苦にあったとしても予測されている障害要因であればそれをそのまま唯々諾々受け入れるようなアホな会社であるはずがない。必ずブレークスルーし、精々1割以下の減益に止まることは必定である。株の買い方はこういう体質の強い会社が問題を抱えて株価低迷した時にこそ出動すべきである。まして長期投資では会社の体質を見定めることが不可欠である。
トヨタだけでなくこれから出てくる各社の業績見通しに鑑みながら優良銘柄を物色して行きたいものである。
ところでサブプライムローン問題はもう決着が付いたのであろうか。先行きは大体見えて来たようだが実体経済に及ぼす影響については今ひとつ不明である。しかし投資家は結果がハッキリする前に出動しなければ旨味は無い。もうこれ以上深間に嵌まることはないと見えた時にこそ先回りしなければならない。リスクはあるがそれがリターンを生む源泉でもある。
今になって冷静に思い返してみると日本で経験済みのバブルの罠にまんまと嵌まった米国経済に対して日本の投資関係者が何故騙されたのであろうか。未だに疑問である。米国の実体経済の情報を入手出来ていれば素人の投資家でさえとっくに気が付いていたと思う。銀行、証券を始めとする日本の金融関係者が米国のバブルに気付いていなかったことが何とも不可解である。そういう的確な判断が出来ない人たちには個人投資家に投資を勧める資格は無いように思える。


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