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April 6, 2008 - April 12, 2008

April 11, 2008

年金生活の株三昧-065

◆欲は無く決して怒らず◆

 ヤレヤレやっと上げてくれたか、と思わず口にしてしまうほど元気の無い相場が続いている。近々の関心は専らGであるが国別の思惑もあるからそんなに良い結果が出るとも思えない。が一応現況を確認するだけでも今となっては頼りのヒモである。

 散々篭絡された此処小一年の相場であるが何もしないでジッとして居る心持は修行中の雲水の如くであった。でなければ宮沢賢治のアメニモマケズ・・の素朴で欲の無い農民の心境である。株式投資をする者に対して欲を持つなというのは余りにも酷な話であるが逆説的には云い得て妙である。欲を持ちながら欲をかくなというのは究極の投資家心得であろう。

 今の相場で大きく引かされている投資家は含み損を抱えていることになっては居るが売却するまでは損にはならない。今はジッと保持していれば良い。欲をかけば損が芽生える。売却して資金を使うまでは損も得もありゃしない。損をしないように心掛けることは最も得をする方法である。儲けようとするから損をする。欲に翻弄されないためには欲を離れ謙虚な心持で花に水をやるように優しく相場を眺めることである。株式の長期保有で損をした投資家を余り見ることはない。素人は努々短期売買をすべきではない。但し競馬宝くじのノリで投資する場合はこの限りではない。両者は元々趣旨が異なるものである。

 ところでセブンイレブンが減益となり不採算店を閉鎖するという。此れにはホウッと思ったが動きの速いことは良い選択なのかもしれない。何れにしても大企業の行動は現状の日本国内の景気の見方とそれに対する企業の取るべき対応策を示唆するものがある。中小企業でもこういう動き方は大いに参考にすべきである。武田薬品の買収と言い上場企業のやることは現今の経済状況下で取るべき企業行動の手本を示してくれるものである。投資家のみならず中小企業にも参考になる点が多々ある。これこそ株式市場を見ていれば居ながらにして企業経営のヒントが与えられるということに他ならない。

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April 10, 2008

年金生活の株三昧-064

◆下げに馴染み過ぎた◆

 毎日相場を見ているのは疲れる。上げ相場ならまだしもウロウロと下値を徘徊している有り様では気分的に滅入るばかりである。しかし考えてもみたい、動かなければ如何だと言うのだ。底値にジッとしているよりは動くだけ未だマシじゃないかと考えておこう。動かないもの、庭石に興味を持ち始めたら人生も終わりと見なければならない。未だ其処までは行っていない。

 そもそも株というものは文字通り株であって植物のようなものだと考えておいたら如何であろう。植物も種蒔きをしてから半年や一年は待たなければ花を咲かせない。桜も毎年花を咲かせるとしても一回のみ短期間に花を見せるだけである。杉は最低でも30年くらい、ヒノキに至っては50年くらい経たなければモノにはならないのである。株を買った以上植え付けをしてジックリ成長を待つ気になれば目先少々の上げ下げなどはモノの数ではないということである。せめて種蒔きから半年くらいは待たないと咲く花も咲けないということである。此れをこの際の参考にしよう。

 まあそれにしても弱い相場である。何処にも鬱憤の行き所を持てない細やかな個人投資家はフラストレーションが溜まる一方である。昨日の党首討論は如何だ。最近の報道では日銀総裁や道路特定財源を政争の具にしてはならないとか何とか言っている人が多いようだが笑止千万というものだ。今の政治家から政局を取って何が残る。凡人以下になり下がる。政局あっての政治である。大いに政局に持っていって欲しい。どの時代でも政権はどろどろとした権力争いの連続であったし、そのエネルギーがリーダーシップにもなった。今の政治家は大人し過ぎる。実直なサラリーマンのようである。最も政界も、芸能界も何から何まで世襲の時代であってみれば当然のことであるかもしれない。

 さて悪態はそのくらいにして今週はG7がある。ここで何かしら対策の芽が出てきそうな予感がする。予感は当てにならないがもう景気が悪くなることは読み込んでいるので何か少しでも材料が出れば反動で上げると見ている。短期勝負でも反動の利鞘を狙って買ってみるのもチョンの間の楽しみになるかもしれない。今は未だ皆が先行きを悲観視している訳ではないのでもう少し時間がかかる。関係者が総悲観になった時が買い場である。待ち遠しい。

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April 09, 2008

年金生活の株三昧-063

◆いやな相場は見るな◆

 時間と共に下げて行く相場では個人投資家の出る幕は無い。クワバラくわばらと引っ込むばかりである。弱気の中で行きつ戻りつしているが先に見える明かりも随分遠く淡い光でしかないようだ。トンネルを潜り抜けたらまた次のトンネルに入ったと言うわけである。まるで山岳地帯の高速道路のようでトンネルばかりで開けた景色が少ない。

 出来高が極端に少ない。此れは個人投資家にとって魅力の無い市場になってしまったことを意味する。一部の職業投資家だけの信用取引市場になったのである。信用不安に始まり諸物価の高騰、政治の貧困と来れば確かに頷けるものはある。年金生活投資家にはこの際配当金だけが頼りの投資になった。問題は何時まで続くのかということだが4-6月期の半ば、即ちゴールデンウィーク明けには何かしらの変調はあると見ている。米国を始め欧州それに日本も流石に何か手を打つと思う。兎に角米国の経済梃入れと欧州金融への対応策が出てくるに従って次第に投資家の心理は自信を持つに至る。然すれば日本経済も最悪期は脱するに違いなかろう。日本は飽く迄も尻にくっ付いてそのお零れで事無きを得るという構図である。

 日銀の副総裁も決らず仕舞いに終わりそうだがそれで結構。副総裁の一人が居なくても何の支障も無い。大体が副総裁二人という意味が庶民には分からない。大所帯でもないのだし総裁、副総裁各一人で何が不足なのかもう少し説明が欲しいところである。税金の無駄遣いはやめて欲しい。

 日本の経済は何時の間にか他人依存の体質を残したまま国際化に翻弄されて来ているようで見るに耐えない。その主たる要因は政治家の時代感覚音痴経営者の自己中心的保身である。日本の指導的立場にある者の人格が地に落ちたというべきであるのかもしれない。投資家は投資先企業の経営者の本質を見誤らないように心がけたいものである。

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April 08, 2008

年金生活の株三昧-062

◆天気は強風雨のち晴れ◆

 今日の相場もセコイ動きで人気離散の市場風景がそのまま現われているような気分である。困ったことだが出てくる材料がどれも此れも魅力に欠けるものばかりである。此れでは人気がないのも当然である。さりとてカンフル剤も無い。待つしか手は無さそうである。寂しいことこの上ないが此れも長年株式投資をしている者にとっては過去にもこんなことがあったな、と昔を懐かしむ。

 そんな感傷はさて置いて今後の動向を先読みしたいが景気も政治もサッパリ先のことが見通せない。こういう時は如何したものか。毎日相場を眺めていては余り体に良くない。ジックリと経済全体を鳥瞰することとしたい。それには場所を変えて暫し株価情報と遠ざかることが良かろうと思う。

 株式市場は経済の動向を逸速く読み取ることは良く知られているが近頃一次産業生産物が高騰していることに気付く。つまり天然資源、食料などである。此のところズッと最上流にあたる資源や農林水産物が買い叩かれて来た。中流の製造業が効率化を追求して余りある付加価値を獲得していたのである。小売サービスはその昔モノの流れの消費最先端にいて川下から上流に向かって色々注文を付けた。それだけ消費の力を背景に強気であった。それが上流へ上流へと力関係が変化して来ている。愈々最上流の資源や農産物にまで辿り着きつつあるということである。新興国の経済成長が主要因であろうが何時までも続くことはない。

 しかし此れも過去にそうであったと同じように何時かは川下に向かって力関係が移動することになる。当に歴史は繰り返されるのである。今は小売、サービスが散々な目にあっているが何時の日にかその立場は逆転するであろう。それが何時になるのかを見通すこともまた投資家の腕の見せ所かもしれない。

 長期投資には長期の経済見通しが不可欠であるがそれはそんなに難しい予測ではない。期間が長くなればなる程細かい変化に煩わされること無く経済は成長して行くからである。

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April 07, 2008

年金生活の株三昧-061

◆相場も花から新緑へ◆

 今日の上げは喜ばしいけれども何で上げたのかの理由は分からない。株価というものは屡こんな風に理由が不明なまま動くのである。希望的観測から言えば相場もどうやら悪材料の見通しがついたということである。此れから一気に上げるとも思えないが一応の底値安心感はある。下げが終了したと思えば其処は買い場になる。何にしてもPBRPER、配当利回りのどれをとっても過去に例を見ないほどのお値打ち価格である。

 大体が悪材料というのは事実があるとしてもその何倍もの過剰反応を示す。そして噂も75日の感覚で忘れ去られる。次々に出る材料に市場関係者は追いまくられて一つのことに長く構っていられないのである。悪材料は長続きしないというのも投資家は忘れてはならない。良い材料も悪い材料も利巧な投資家は上手く間隙を泳いでいる。東京電力(9501)などの原発事故はもう殆んど話題にも上らない。株価も戻しつつある。今の価格なら国債などに比べても余程マシな投資物件といえる。

 株価は眺めるものと決め込んでいたが愈々出動の準備だけは怠れない。慌てる必要はさらさらないが動く支度だけは整えておきたい。

今日からの視点としては米国景気、此れは更なる悪化が出てこなければもう下げることはない。ドル円も米国景気に依存する。原油を始めとする資源は上下しながらも確実に上げて行く。問題の先が見えないのが国内の景気、此れは政治に依る。この部分だけはしばらく手を出さない方が無難である。福田政治はできるだけ早く出直したほうが景気には良いと思う。今思うとグローバル化した世界の下では70歳過ぎの出る幕は無いということであったのかもしれない。

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April 06, 2008

経営の視点-043

→ 経営の原理原則

―経営の基本姿勢

  常に新しいことに挑戦し、先へ先へと進む

どんな状況下でも成長する

経営環境に文句は言えない、自らが変化対応するのみ

どんな経営課題でも必ず解決できる、心掛け次第

付加価値生産性の向上は不可欠にして永遠の課題

―やるべきことの決断と実行

今置かれている状況を共有する

―誰がやるか、何処までやるか

  全てトップが実行する

  部下は指示に従ってサポートするのみ

―優先順位を決定する

  優先順位が付けられないのは経営能力の欠如

→ コミットメント

―基準(フラッグ)を掲げる

  上から下まで目標やメヤスとなるものを明示

  関係者との約束ごと、約束を守ることは信用の第一歩

―権限の範囲を決める

  自分が主体でする業務を明確化

―責任の取り方を決める

  結果と責任/処遇を予め提示

―全て数値化する

  数値化しないものフラッグにはならない

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