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March 9, 2008 - March 15, 2008

年金生活の株三昧-047

◆踏んだり蹴ったり、泣き面に蜂◆

 今日は典型的な弱気相場である。午前中上げていたが午後になっては今時分まで見る影もない。手の施しようが無い。理由は大体分かっているが分かれば分かるほど何でそんなに反応するのか、という疑問はある。為替と資源高それに景気後退ということであろうがこと国内景気に至ってはその上に政府の無策が加わるのだからもう堪らない。本当の金持ちはここに来てソロソロと出動しようというのだから、やはり金はカネに集まるということであろう。当に引力である。自然の法則には逆らえない。

 大きく下げる現状を見ながら篤と考えなければならないことは、株価というのは上げ下げのリズムに沿いながらも長期には上昇する、ということである。此れは過去の実績を見てもハッキリ言える。但し長期とは20、30年のことである。その間の底値に耐えられる条件の一つに配当利回りが良いということがある。株価が下がっても配当金を受け取りながら上昇を待つことが出来るためである。そして長期には株価は2倍にも3倍にもなる確率が極めて高い。ここらあたりの実感は経験した者でないと分からないであろう。しかし殆どの銘柄はそうした結果になっている。但し銘柄の中心はコア30に見られるような信用度の高い国際優良銘柄である。長期投資は債権、銀行預金より運用成績が上回っていることは確かである。やってはいけないことは長期投資の方針を目先の相場に振られて短期投資に容易く変更してしまうことである。こういう輩は意志が軟弱なのであり金儲けには向かないというべきである。むしろ宝くじ、競馬競輪をお勧めする。

 もう一つ付け加えるなら見方を変えて国内ディフェンシブ銘柄に目を付けるのも悪くない。そのキーワードは土地がらみである。日本は人口に比べ平野に恵まれていない。特に都会周辺の土地は価値が高い。これからも高い。其処に何らかの繋がりを持った銘柄を選べば大崩はない。平均以上には儲けられる。中でも三菱地所、JR等の地主は配当に不満はあるものの長期投資には打って付と思われる。

 何れにしても目的に沿った株式投資をすることが肝要である。昨今のような良いところ無しの相場の中でも長期的視点に立って眺めれば儲け話が有りそうで、これも心掛け次第というべきである。

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年金生活の株三昧-046

◆ボードを見ても落ちる涙は・・◆

 またまた哀れな相場に戻ってしまった。今日の下げ原因の最たるものはドル安円高というのは間違いないが元々上げるような経済状況ではない。個別の銘柄だけを見れば確かに安いところに放置されているが全体の景気が良くないときては浮かばれる筈もない。ドル安とはまた思わぬところに敵がいたものである。確かにこの急激な円高では輸出企業の景気に支えられていた日本経済はひとたまりもない。欧米筋は金融派生商品を思うままに作り上げて販売してもそのリスク管理には配慮しなかったのは如何にも未熟であった。

 今日の下げで一気に先が分からなくなった。金融関係者も政府も経営者までもが先行きを読めなくなってきたようである。ここまで来れば年金生活者は高みの見物と行くしかない。個人の余裕資金でしている投資なら慌てずに持ちこたえるのが得策である。この苦難を越えさえすれば生き残った投資家は旨味に与れることは請け合いである。この際性質の良くない資金は一掃されたほうが良いのである。これだけ下げれば儲けられた投資家は殆んど居ない。損をしていても皆そうだと思えば充分耐えられる。

 春闘の賃上げが予想より低かった。此れは正解である。株主の立場から言えば賃上げは最低限で良い。今は国内景気に逆らって賃上げなどすべきではないのだ。賃上げしても消費には行かない。これから急激且つ大幅な原油高・資源高、急激なドル安円高の両方に耐えなければならないのである。そんな時に人件費コストまで上げて如何するんだ、ということである。賃上げは付加価値増加の範囲内としなければ国際競争には勝てない。政治家からの賃上げへのお願いなど聞く耳を持ってはならない。適当にあしらっておけば良いのである。碌な経済政策も執らずにタダ企業へお願いするなどは厚かましいにも程がある。

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年金生活の株三昧-045

◆どうせなら衆院解散◆

 今日の株価も上げるには上げたが如何にも弱弱しい。病み上がりはそんな急には良くならないということであろう。日銀総裁も参院否決で面白くなった。自民党の理屈もご都合主義が見え見えで予算の強行採決を有耶無耶にしたことを忘れている。ねじれ国会がどういうものだということを未だ理解していないようである。自民も民主も似たようなものでお互いに相手を非難したり嘲笑したりする資格は無い。どっちもどっちでそれを選んだ国民も一緒だということである。結論は日本には未だ憲法、民主主義、国会運営が未熟なのだと言う他はない。

 さて株価は今日も捗々しくない。一歩進んで二歩戻る体たらくである。先は長い。これから未だ二歩進んで二歩戻る段階を過ぎ、その先に二歩進んで一歩戻るステージが来る。病み上がりは無理をしないことが大切でゆっくり回復すれば良い。もう動かずに粛々と配当を受け取る準備は出来ている。

 一昨日の下げが二番底と見る向きは多いが何回も煮え湯を飲まされている投資家の疑心暗鬼は解けていない。ここで時間をかければかける程底値は堅いものになる筈である。年金生活投資家には少々時間はかかっても着実な上昇が見込めるほうが良いに決まっている。ここで慌てることは禁物である。2、3ヶ月をかけて底値を固めておけば鍛えられた鉄のように底値は堅固なものになる。

 これから上がりそうな銘柄、繰り返しになるが国際優良銘柄しかあるまい。と来れば原油を始めとした資源の高騰に強く、円高に影響され難く、そして国内景気にも左右されない国際銘柄、その筆頭は商社であろう。海運も悪くない。国内銘柄も少しはと思って物色するも経済政策の余りの貧困、人口減少等を考えればどうしても手が出せないのである。

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年金生活の株三昧-044

◆季節は4月並みなのに◆

 連日ハッキリしない相場が続いている。理由は幾つかが複合している。まるで泥道に嵌ってしまった車のように幾ら上げようとしても滑るばかりである。どの道決算期末に掛けて何かが起こるに違いない。それが大幅な下げでももう驚くものか。出来高も少ないので毎日需給関係だけで株価が決まるような相場になっている。ファンダメンタルズ重視の個人投資家には付いて行けない相場だ。だから為す術もなく行方を見守るしかない。今必要なのは10年国債を買って満期まで保有する位の覚悟である。

 ところで米国の金融問題は少しずつ深刻になって、それはまた解決への道が開けてくるための一つのプロセスを踏んでいるように見える。ビジネスというのは自然のリズムであって谷があれば次に来るのは山であることは当然である。結局のところ誰もが嫌がる方向へは行かないものだ。何処かで反転する。それは初夏の頃かもしれないがそんな遠くないうちに来るはずである。出来高が少ないと云うことはもう売りたくない投資家が多くなったのだと解釈したい。今は機関投資家が需給関係の間隙を縫ってする利鞘稼ぎに終始しているのみである。上げても下げても出来高が増えないことには個人の出る幕はない。

 ひと頃盛んに持て囃されたコア30銘柄の下げがキツイという。此れは個人投資家には朗報である。今まで手が出せなかった銘柄も手ごろな価格で買えるようになっている。こういうタイミングは逃すべきではない。決算期を挟んで必ず買いのタイミングはある。翌々注意すべきである。国内の景気が良くなるのは大分先になる。国際優良銘柄はドル安円高で人気は離散しているがこんなものは直ぐに克服する。市場の条件が厳しくなればなる程強いものが更に強くなり、弱いものとの格差が拡大するのはモノの道理なのである。此れが自由競争の良いところでもある。

 さて今日の相場は何時の間にか上げに転じた。今論議されている日銀の総裁人事は誰でも同じだと思うがもう少し市場を重視すべきだいう気はする。一方でそんなに反対されてもやりたいのかという気もする。兎に角責任の取れる指導者であって欲しい。

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年金生活の株三昧-043

◆皆弱気・・底◆

 いやはや何という下げでしょう。底抜け相場がやって来たんだろうか。指を咥えて見ているだけというのも情けないがここは迂闊に動かないほうが良い。先行きが分からない時に動くと碌なことは無い。確信が持てるまで放っておいて大事は無い。今の投資家心理は理屈では動かない。冷静に考えれば何年ぶりかの低位にあることは分かっていても気持の上で買う気にはなれない。投資は人のすることなのだと知れる。

 こんな相場が暫く続けば投資家のストレスはたまりに溜まる。何れ火を噴くように上げて来る。金融不安も何れ当局が出動することは間違いない。未だ其処まで行き着いていないというだけである。もう少し問題が大きくなる必要がある。此の儘では世界経済が壊れるのではないかと思わせるところまで行って、初めて政府の救済策が出て来る。何故其処まで放置するのかといえば簡単に政府が介入することは私企業が自己責任でした金儲けに国民の血税を注ぎ込んで尻拭いをすることになってしまうからである。もうここまで来れば救済しないと信用崩壊するという誰もが止むを得ないと納得するタイミングでないと政府の責任を問われるのである。その時が来るのはもうそんなに遠いことではなさそうだ。或は其処まで行かない内に解決の方向に向かうかもしれない。

 金融問題がどう転んでも円高、原油高では基調が変わることはない。国内景気も芳しくない。政治的なリーダーシップも望めない。八方塞の状態では暫くは我慢の連続である。ここでストレスを溜めないように心掛けねばならない。下げを抱えるのは快いものではないが春の畑にタネを蒔いたと思えばそのうち芽が出る。やがて来る収穫期を気長に待つしか手はなさそうである。

 冬山で遭難した時は迂闊に動くよりもじっと救援を待ち、少しでも消耗を避ける工夫をすること。今はそんな時と同じように見える。

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