年金生活の株三昧-154
◆悪材料にはもう驚かぬ、なり◆
来る日も来る日も冴えない展開を見て些か飽きて来た。これから急激に日脚は伸びる。詰まりは稔りの秋に入ろうという季節である。其れなのに株式市場は依然として稔りのみの字も無い。未だこれから一波乱ありそうだというのだから恐れ入谷の鬼子母神、と来る。びっくり下谷の広徳寺までは行って欲しくないがまあ外人投資家の気分次第ということであろう。
さて株価が冴えないと云うことは悪いことばかりでないことはもう何回も繰り返して言っているが、資金余裕のある向きはこの辺でじっくり考えることが好ましい。市場全体が弱気に傾いているので其れが株価になっているわけだが、屡人は頭の中で考えるだけで心理的な雰囲気に押されて現実を一方的にのみ見てしまいがちである。即ち弱き相場の時は過剰に弱気に押され、強気の時には思い込みで気が大きくなる風潮である。人間は感情の動物でもあるからこの現象は当然である。しかし投資の妙味はこんな時にある。皆とは反対の行動に出てみることが其れである。人の行く裏に道あり・・、である。成功の確率はかなり高い。弱気相場では不当に株価は安値に置かれる。心理的に上がらないと思う投資家が多いということに他ならない。寧ろ安くても売りたいと思う投資家が多いということである。其れが株価が安いということの理屈である。
株価は行動の結果である。頭で考えることとは別物である。人は理性では動かないもの。理性で考え行動は何時も感情の赴くままに為される。理屈で分かっていてもイザ現実に売買しようとすると感情に支配される。感情のままに行動するほうがストレスが少ないからである。言葉や理屈では好きではないと思っていても何時も近づいている者同士は矢張り好き者同士なのである。
株式投資で儲けようとする場合は感情を捨てるほうが良い。飽く迄も金儲けは好き嫌いや趣味の問題ではないからである。趣味だけで株式投資をする人は儲けを望むべきではない。株式投資は奥深い心理戦なので薀蓄は尽きない。
そんな小難しいことは此れ位にして、さて今日も不当な安値と思われる銘柄が多い。先行きの心配など素人がするべきものではない。下手な考え休むに似たり、よりは資源、商社、海運、自動車、金融、電力・・辺りを物色しておこう。
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Comments
はじめまして。ここ1年ほど、何とも言えない相場にため息をつくばかりですが、このブログには随分と励まされてきました。いつも読ませて頂いております。
私の職業はサラリーマンですが、海運株(大手3社)・信越化学・キヤノン・日産自動車・三菱重工業の株式を保有しております。それぞれの銘柄の売買は1年に1度あるか無いかです。(ここ1年ほどは、海運株のナンピン買いで株数が増えたのと、その代金を捻出するために止む無くキヤノンをわずかの利益で換金売りしたほか、あの日産が8万円程度で買えるので、少しナンピン買いした程度です。)
海運という産業が好きなのですが、全体で投資した資金が750万円で、含み損が150万円、そのうち海運株による含み損が120万円程度あります。
年初の安い時に、郵船を760円程度でナンピン買いしたのが奏効して、5月頃には含み益が出ていましたが、今は損失です。また、川崎汽船1000株を最近ナンピン買いしたにも関わらず、2000株で計70万円ほどの損失になっています。
郵船が1000円、
商船三井が1600円、
川崎汽船が1100円になれば、海運は含み益になるのですが、長年のご経験に照らして、これから3年程度の間にそんな日は来るとお考えになりますか?
当方、巨額の含み損がとても辛いのですが、ナンピン買いする勇気も資金もなく、配当をもらいながら待っておくしかないと思っています。川崎汽船あたり、さらに1000株程度ナンピン買いしたらきっと元が取れると思えてならないのですが、自制するために余剰資金は定期預金にしてしまいました。時間だけは余裕を持ちたいと思っています。向こう10年でも待ってみせる決意ですし、それで無理なら30年でも待てます。それでも無理なら、命があれば40年~50年でも待つ覚悟です。
30年後の世界が経済成長を追求し、そのために必要なモノを運ぶのが船でありつづけるならば、海運株を30年間保有しておけば利益が出るのではないかな、と、遠い日のことを考えます。
何ともならない日々です・・。
Posted by: N船長 | September 02, 2008 at 12:16 AM