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年金生活の株三昧-155

◆失意泰然◆

 後場に入り先ほどから訳の分からない下げが始まった。如何にも急であるが今更ジタバタしても始まらない。日本経済と心中する気で行こう。世界経済何処も悪い材料ばかりで少しも投資意欲が湧いて来ないのだが、しかしモノは考えようで世界中が悪くなれば何れ何らかの手が打たれようから心配はしていない。この先それ程悪材料が出るとも思えない。今が辛抱のしどころと捉えたい。

 そうそうこの機に三菱商事(8058)を少し仕込んでおきたい。2,800円割れは買いのチャンスであろう。人気離散のうちがチャンスであることは後で気が付くと思う。課徴金などは蚊に喰われた程のこともない。悪いことをする会社に与するのは気が引けるがそういうことを言っているうちは儲けられない。

 さて福田総理辞任は政治の世界の突然の出来事であった。突然というのは如何にも取って付けたようなもので辞任は時間の問題であった。早く辞めたのは福田氏最後の見識と言える。適任でないと分かった時に直ぐ辞めれば尚良かったのだが其れが出来ないのが政治の世界なのであろう。

 次の麻生候補もそんなに期待は出来ない。誰がなっても今の政治力学の中ではやれることは限られる。型破りの小泉氏ほどの者は出て来そうにない。愈々民主党に一度やらせてみてはと思う心ある有権者が多くなると見ている。あとは政界再編一本道である。

 そうはいっても株式投資にどんな影響があるかが投資家にとっては最大の関心事である。恐らく何も変わらずに全ては先延ばしになる可能性が高い。自民党の誰が首相になっても捩れが変わるわけではない。総選挙後の力関係が対米外交、国内経済政策にどんな影響を及ぼすかをジックリ見なければならない。其れまでは腰の据わった投資は出来ないのではないかと見ている。

 願わくは上げ潮政策派に勝って欲しいと思うがそれ以外では株価は依然として底に張り付く状態が延々と続くかもしれないことを覚悟しておくべきである。政治がどうなろうと年金生活投資家はしばらくの間は地道に配当取りを重点に置いてチマチマと安値を拾う以外に手は無い。

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