年金生活の株三昧-153
◆秋来ぬと目には清かに・・◆
今日は久々に上げたと言える程の上げであった。しかしこの上げも翼々気をつけてみないと単なる騙しである可能性もある。問題は出来高である。責めて売買代金が2兆円を超えて来ないと信じるわけには行かない。まあしかし今週上げた形で終了してくれれば其れはそれで素直に喜びたいところである。スッカリ疑り深くなってしまったようだ。
此処暫く株式投資への熱意が冷めてしまった投資家は多い。配牌の良くないマージャンを打っているようなもので、勝負しようにも勝負するチャンスさえ無いという訳である。それでも今は我慢しなければならぬ。悪い材料の後ろには必ず良い材料が待っているというのが経済活動の良いところである。底が来れば次は上がるしか行き場はない。少し時間はかかりそうだが急ぐ旅ではない。路傍の景色を眺めながらゆっくり行けば良いのである。こういう時状況判断を誤ってセカセカと先を急ぐと足下の大きな落とし穴に嵌まるということなのだ。
それにしてもトヨタの下方修正の発表を見たまえ。社長の内面に秘めた自信は半端ではない。売上高営業利益率を10%と発表している。今時幾らメーカーとは言えあの規模の会社で堂々と言えるということ自体自信以外の何者でもない。普通はもう少し控えめに言っておくのが礼儀作法であると思っていたが彼の経営にはそういう自己保身の常識は通用しないということであろう。瀕死の企業が多い昨今の世論を前にしてガッポリ儲けることを少しも隠さないのは流石と言う他はない。コア銘柄の優良企業というのは矢張りモノが違うということである。
さて市場を眺めると所謂割安銘柄という奴がゴロゴロしているがその内からテーマからそっぽを向かれて安値に来ている銘柄を探す。
PBR・・1.2以下、配当利回り・・2.5%以上を検索してみよう。更に此れを時価総額3,000億円以上の範囲で探してみる。他に余計な注文は付けない。こうすれば長期の投資に耐えしかもそこそこの旨味もある安全な銘柄を選ぶことが出来る。こういう銘柄を保有することが年金生活投資でまだ日の浅い向きには打って付けなのである。
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