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May 08, 2008

年金生活の株三昧-079

◆マグマは溜りつつあるが・・◆

 今日の株価の動きは煮え切らない臆病者の迷いのようである。ここまで案外上げて来ているのでこのくらいの優柔不断は許されるというものだ。しかしひと頃のように強い下方重力ではない。寧ろ今にもジャンプしそうな飛魚のようでもある。米国の土地に絡んだ金融不安や景気も少しずつではあるが克服しているように見える。日本の市場は元々下げ過ぎていたが漸く本来の実態を反映した株価に収斂しているのである。

 今日此の儘14,000円近辺でこと無きを得れば先ずは底値も大凡固まったといえる。ここ数日で決算発表も片が付く。先行きの見通しが想定の範囲内であれば愈々次の上昇に向かうと見ている。

 最近の株価の動きは何となくデカップリング論を地で行っているような案配になって来た。米国景気や金融不安はもう話題から消えるのは間近になった。人の心理は移ろい易い。同じことを何回も言うな、という気分になる。余程のサプライズでもなければ今更サブプライム問題を持ち出すことは無い。

それにしても新興国の勢いは凄まじい。日本の戦後復興時期を思い起こせば後進新興国に対して日本企業の出来ることは幾らでもある。それが全てビジネスチャンスになるとしたら海外に打って出ている企業は先行きに大きな期待が持てる。日本の大型国際企業の成長余地は測り知れない。

一方資源の有限性から来る資源株の優位性は投資の対象として見逃せない。原油系、金属系の資源銘柄とそれらを流通させる商社、海運はこれからも注目銘柄として外すわけには行かない。

此処までいえば個別の銘柄名は自ずと見えて来る。後は個人の好みと性格にあった銘柄を選べば良いだけのことである。これからのことを考えると今の時点は買い易い最後のタイミングのような気がする。但し株を買う時は慌てることが最もいけない。底値を買おうとするよりも少し値幅を取れればというくらいのゆったりした姿勢が理に叶っている。年金生活者は慌てるよりもゆったりと構える方が様になる。

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