続・経営ゴコロ-088
◇身の置き所が人を変える◇
株式市場は惨憺たる有り様になって来た。確かに上昇する目は無さそうだ。ギリシャを始めとする欧州全体の景気に目途が付くまでは期待出来るものではない。徒に慌てふためくコトのないようにしたい。もう4年近くも前のことになってしまうが米国でのサブプライムローン発金融危機がやっと治まりかけた途端に欧州経済危機である。何れも世界的な規模になってしまうのは、アジアを始めとした新興国も所詮は米国や欧州の消費あっての成り立ちであることを知らしめられたのである。新興国の経済の底は意外にも浅いということが測らずも知れたということなのだ。
それにしてもこの危機は何時まで続くのであろうか。リーマンショックに見られたように数年は如何ともし難いということなのか。投資家は又また長い長い艱難辛苦の日々を強いられるのであろうか。トホホ以外の何物でもない。日本国内の事情でないから尚更歯痒い思いなのである。
しかし過酷、悲惨・・幾多の危機を潜り抜けて来た歴史を持つ民族だ、鯔の詰まりは治まるところに治まるとは見ている。欧州とは今も昔も人騒がせな国々である。
兎も角暫くは株に手を出すことは控えたい。こんな時に儲けられるのは素人の投資家にとっては宝くじに当たるよりも難しいことだ。勝ち目の無い勝負はしないことが利巧な者の行動原則である。コトの推移を指を咥えてでも見ていよう。
国会が開会されているのだが余り捗々しい進展は無さそうである。元々期待はしていないがそれにしても此れこそ経費の無駄遣いという外はない。彼らのミッションを少しも達成していないのに歳費ばかりは時間と共に支払われると云うのである。こんな仕組みは今時どう考えてもおかしい。彼らは成果の無いモノに対して報酬は無いという原則を知らないように見える。民間の一国民として苦労した経験が無いとこんなことになる。恥ずかしいという気さえ無いのであろう。
電力会社、特に関西では15%の節電要請が出されるという。これは政府が決めたことらしいがそんな対症療法みたいなことばかりすべきではない。同時に代替エネルギー政策をこんな風に進める、ということを何故発表しないのだろうか。根本的な問題解決をしないで、困ったから其処を協力して呉れと云うばかりが民主党政権の常道であるらしい。これが民間の一企業のすることなら、あれは馬鹿じゃないか、で済むかもしれないがコトは国の政策の問題である。民主党政権は政権交代からもう直三年になる。幾らなんでももう少し成長して欲しいものである。


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